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住宅投資が前期比5%増、要因は?

2016年08月18日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

残暑お見舞い申し上げます。暑い日が続きますね。引き続き熱中症にはご注意を。

 

しかし、日本経済はなかなか温まってこないようですね。

先日発表されたGDP(国内総生産)の4月~6月の速報値は前期比0.048%増、年率換算で0.2%増と、ごくわずかな成長にとどまりました。

・・・というか、ほぼゼロ成長ですね。

低金利を背景に設備投資の増加が見込まれていましたが、フタを開けてみると設備投資はマイナスでした。また消費も伸びませんでした。

そのなかでも大きな伸びをみせたのが住宅投資です。実質GDPで前期比5%増です。この住宅投資の伸びがあったから全体でなんとかプラスになった感じです。

住宅投資がプラスになったのは3四半期ぶりです。

確かに今、住宅は伸びています。大手ハウスメーカーの受注速報でも各社とも前年対比で大きくプラスになっています。

その背景にあるのは、なんといっても低金利でしょうね。日銀のマイナス金利政策で住宅ローンの金利はどんどん下がっています。固定金利の代表格であるフラット35の8月の金利はなんと1%を切る水準になりました。長期固定金利が1%以下とは……、もはや絶句するレベルです。

実は、住宅価格自体は少しずつ上がっています。ゼロエネルギーハウスへの対応など性能の向上や労務費の上昇などが要因です。

しかし、低金利のお蔭で住宅ローン利息が減ったため総支払額は減るという状況になっています。つまり、より性能が高い家がより安く購入できるようになっているということですね。

 

住宅建築・購入を考えている方にとってはチャンスであることは間違いないですね。

ただ、だからといって慌てて契約するようなことはしてはいけませんよ。どんなに低金利であってもしっかりとご自身の将来にわたるライフプランシミュレーションをして、無理のない返済計画に基づいて住宅購入予算を決めるようにしてくださいね。

ans会員の皆さまにはライフプランシミュレーションの作成サービスをしています。安心して住宅を購入するための大切なステップです。

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