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台風の季節に

2016年09月28日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

先週からまた全国を転々とする日々を送っています。京都から青森、その後、東京を経由して栃木。栃木から大宮で北陸新幹線に乗り換えて金沢へ。金沢で2日過ごして昨晩1週間ぶりに京都の家に戻り、今朝の移動でまた今東京にいます。

それにしてもどこへ行っても毎日、雨でした。9月の日照時間は平年の半分にも満たないとか。これでは行楽にもいけないし、洗濯物も乾かないし、農作物も育ちません。もはや「雨季」ですね。

台風が来ると私のような出張族は、新幹線や飛行機の運行状況をチェックをして台風のすき間を縫うようにして移動しないといけなくて大変です。

しかし、8月は猛暑で水不足の地域もあったくらいなのに、9月は長雨と台風続きです。7月くらいまで「今年は台風が少ない」と言っていたのが、今では毎週台風がやってきています。なんか極端ですね。

 

台風が日本を直撃すると必ず何らかの被害が出ます。冠水して家が水浸しになったり、農作物がダメになったり、ひどい時には土砂崩れが起きたり・・・。お亡くなりになる方もいます。

自然災害はどうしようもないとは言うものの、少しでも被害がなくなるような防災の工事などは国や自治体をあげてこれからもやってもらいたいですね。

私の生まれ故郷である愛知県の南西地域は、昭和34年に戦後最大の被害をもたらした伊勢湾台風が直撃したところです。5000人近い人が亡くなられた大惨事であったと子供のころから何度も聞かされてきました。もともと木曽川や長良川などの大きな川が伊勢湾に注ぎ込む低い地域です。水の被害はそれこそ太古の昔から多かったのだろうと思います。

伊勢湾台風の後、防災のために相当なお金がつぎ込こまれて海や川の防災工事や治水工事を進めてもらったお陰か、今ではあの地域はちょっとやそっとの台風や大雨では冠水などはしません。

日本人は台風や地震などの災害に学んで、備えながら自然と向き合ってきました。

「もう台風が来ても被害はほとんどありません」というような日が来るといいですね。