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住宅市場もアツい!

2013年08月9日

暑中お見舞い申し上げます。ansの川瀬です。

毎日暑いですね・・・。

アツい!といえば「住宅市場」です。
今すごく住宅が建設されています。

先ごろ発表された国土交通省の「建築着工統計調査報告」によると、

6月度の新設住宅着工戸数は 83,704戸。
前年同月比 で15.3%増加!

これで10か月連続の増加です。
年率換算では97万戸になるそうです。

これってすごい勢いなんです。
近年の住宅着工のピークは今から16年前の平成8年度。平成8年といえば、翌年に消費税が3%から5%に上がるために「駆け込み需要」があった年ですね。平成8年度中に建った住宅はなんと162万戸。それ以降はずっと減り続けて、リーマンショックの翌年の平成22年度にはピーク時の半分の81万戸まで落ち込みました。

今後さらに人口減少が進む中、「もう二度と100万戸時代はこない」と言われていましたので、今の住宅業界の活況は予想以上です。

平成8年度以降がそうだったように、「駆け込み需要」があるとその後の落ち込みがあります。消費増税後に景気を悪化させたくない政府としては、ローン減税延長や給付金などで駆け込み購入を何とか抑えようとしていますが、どうもそうはならないようです。

消費増税があったとしても景気が悪くならないといいですが、住宅市場に関して言えばこれだけ今年建ってしまうと、間違いなく来年度以降に反動減があるでしょうね。

住宅会社さんは生き残りをかけて経営戦略の見直しが必要になってくるでしょうね。