single.php

「どうする相続・どうする不動産」←相続が関係ない人はいません

2013年10月16日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

先週14日にansでは初めての企画である

「どうなる年金・どうする不動産!?50歳からの賢い暮らし方セミナー」を開催しました。

この「若いうちから老後のことを考えること」、特に「相続を考えた時に自宅などの不動産をどうするか」ということは実は誰にでも関係のあるとても重要なテーマなのです。

50sai

 

ご存知の通り、2015年から相続税が上がります。
おじいさん、おばあさん名義の不動産などがあると相続時に思わぬ税金がかかるかもしれません。

ただ、相続税が上がるからといって「じゃあ相続対策をしなきゃ!」という人は決して多くはありません。そういう方は「ウチはお金持ちでもないし、資産もないから関係ないよ」と大体おっしゃいます。

実はこういう方が一番危ないんです。

確かに相続で税金はかからないかもしれない。でも税金がかからないということと、相続でトラブルにならないということ何の関係もありません

下の円グラフをご覧ください。

相続

これは、相続で裁判にまでなった事件が一体いくらの遺産額をめぐって争われたのかを示したグラフです。

一番多い43%が「5000万円以下」、次の28%が「1000万円以下」です。あわせておよそ7割の相続裁判が「5000万円以下」、すなわち、基礎控除額の範囲内ですから相続税がかかっていない人たちが争っているのです。

つまり、相続トラブルとは「相続税トラブル」ではなく、誰がどの財産を受け取るのかという「遺産分割トラブル」なのです。

私が以前、担当したご家族は、おとうさん名義の160万円の預金を誰が相続するかで一家断絶になるほどもめました。(最後はおかあさんが家を追い出されてしまいました・・・。)

中でも特にもめるのが分けることが難しい不動産の扱いです。

例えば自宅などですね。

自宅の買い替え、建て替え、リフォームや売却などを安易に考えてはいけません。相続のことまで考えた時にそれがベストかどうかはよく考えておいた方がいいのです。

相続税がかかる人はそれ程いないとしても、お父さんお母さんがいて息子さんや娘さんがいれば相続は必ず起きます。

落とし穴はいっぱいあります。

でもちょっとした知識と準備があればみんなが円満に老後を過ごすことができ、安心して相続を迎えることができます。

おじい様おばあ様、お父様お母様、みんながお元気なうちに相続や自宅などの不動産をどうするかということを話し合って、「その時」に備えておくべきなのです。

この「50歳からの賢い暮らし方セミナー」(←もちろん50歳未満の若い方でも参加OKですよ)
近いうちにまた企画したいと思います。

参加をご希望される方は今のうちに参加意向だけansにお知らせください。

次の企画の際に真っ先にご連絡いたします。

ご連絡お待ちしています→ TEL 0120-934-829