single.php

住宅ローン金利上昇!?

2014年04月5日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

桜が舞い散る春爛漫の季節になってきましたね。私は春から初夏にかけてが一番好きです。
何か気持ちも上がってくるような気がしますよね。

さて気温の上昇とともにこちらも上昇(?)も気になるところです。

↓↓↓

<フラット35金利9カ月ぶり上昇>

『住宅金融支援機構は2日、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の4月の適用金利を発表した。主力の返済期間21年以上35年以下は1.75~2.43%(前月1.74~2.40%)と最低金利が9カ月ぶりに上昇した。』(平成26年4月2日 時事通信)

 

「住宅ローン金利が上がった」というニュースが流れ、「これでもう低金利の時代は終わりか!?」といったトーンの関連記事などもいくつかでましたので、心配された方も多かったかもしれません。

でもよく見ると上がったのは21年以上の超長期だけで、上昇幅もわずか0.01~0.03%です。逆に21年以下の金利は2か月連続で0.01%低下しています。

言ってみれば「微調整の範囲内」です。

 

「フラット」は10年物国債金利に連動しています。

10年物国債金利は、2014年1月~2月にかけて0.60%前後だったのが、3月になってほんの少しだけ上がって最近は0.62~0.64%程度を行き来しています。これを受けてフラットの21年以上の金利が少しだけ上がったわけですね。でもこのレベルはいまだに過去最低水準です。

 

さて、みなさんが心配なのは、「この先どうなるのか?」ということだと思いますが、まだ当分は大丈夫です。急上昇するなんてことは考えにくいと思います。(あくまで個人的見解ですけど。)

 

なぜかというと、今日本は「金融緩和方針」の真っただ中にありまして、国債は日銀が買い支えています。この動きは消費増税10%を決定する予定である今年の11月ごろまでは続くと思われます。ですので当面は上がったとしても微調整の範囲に過ぎず、一気に上昇していくことは考えにくいということです。

 

ですが、確かに今年の秋以降はわかりません。

本当に景気が力強く回復してきて、消費税も「2015年10月に10%にする」と決めて、日銀が金融緩和を縮小するとかやめる、ということになったら金利はスッっと上がるでしょう。まぁその時には景気が回復しているのですから、所得も増えているから多少金利が上がっても大丈夫だという考え方もありますが。

いずれにせよ、金利の動きはよく見ておきたいですね。

 

さて、住宅購入の重要なカギを握る「住宅ローン」などの資金戦略の基本がわかる、と好評をいただいている「ansの資金勉強会」

4月のスケジュールは、

6日(日)10時~12時 帯山店
13日(日)10時~12時 流通団地店

です。

個別相談も受付中です。どうぞお気軽にお越しください。

お待ちしています。