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フラット35金利、過去最低続く

2014年07月4日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

住宅ローン金利が依然として低いままですね。

固定金利型住宅ローンである「フラット35」の7月金利が発表されました。
先月に引続き、最低水準が1.73%でした。

これで3ヵ月連続で過去最低水準となりました。

 

ご存じの通り、「フラット35」は住宅金融支援機構と民間金融機関との提携ローンです。

ローン金利が全期間固定金利である点が最大の特徴です。変動金利ですと金利の上昇に伴って返済額が増えるリスクがありますが、固定金利だと毎月の返済額が当初の設定からずっと変わらないので、長期的な家計設計がしやすいというのがメリットですね。

他にも住宅金融支援機構の技術基準検査に合格した良質な住宅にだけ適用されるといった特徴があります。

注意点としては、金利や融資手数料などは取り扱う金融機関によって異なることと団体信用生命保険は別途の加入となることでしょうか。

 

一般的に「フラット35」の金利は10年物国債の金利と連動して決められています。
今10年物国債金利の水準は、0.5%台という過去最低の水準です。背景にあるのは、景気回復施策として政府と日銀がとっている金融緩和政策ですね。今、長期金利は意図的に低く抑えられているのです。

4月の消費税増税後の消費回復は、思いのほか足取りが重いという見方もあります。そのため、もしかしたら7月にももう一段踏み込んだの追加金融緩和を実施するかも、という観測も強まってきています。

そうなりますと、おそらく少なくともあと数か月間は今の過去最低の水準が続くという見通しが強まってきますね。

これから家を建てようとされている方や住宅ローンを 借換えようかなと考えられている方にとっては良いタイミングなのではないかなと思います。

(私も借り換えようかな・・・)