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将来不安から目を背けないこと

2014年07月16日

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

もう間もなく梅雨明けですね。蒸し暑さの中に、時折真夏の激しい日差しが降り注いできます。皆さまもどうぞ夏バテにはお気を付けください。

 

さて、先週末は新潟におりました。(新潟も30度以上あって暑かった~)

不動産資産家の方に向けて不動産投資のセミナーをやってきました。ansを始めてからはセミナー講師といっても住宅関連の話が多かったので、「不動産投資」のテーマは久しぶりです。ですのでセミナー内容をイチから考えて準備をして臨みました。

セミナーの準備をするときは、まずセミナーの起承転結を考えまして、それぞれのパートの関連データを集めて分析して「言いたいこと」を整理します。今回は30~40代の若い方もいらっしゃるということでしたので、まず「起」のところで「そもそもなぜ不動産投資なのか?」ということを話そうと思いました。

 

不動産投資をする動機には大きく3つあると言われています。

①相続税対策、②固定資産税対策、③収益対策

中でも若い方にとっては③の「収益対策」がもっとも関心の高いところだと思います。

その背景にあるのは「将来の収益不安」ではないでしょうか。

年金制度への信頼が揺らぐ中、どのように自分で財産を形成しリスクに備えるか。働いて財産を形成しようにも、給与が上がっていく保証もないし、定年まで働けるかも退職金がいっぱい出るかもわからない。

そんな時代に備えて生き抜くるためにも投資を考えたい、ということだと思います。

例えば「老後」です。データを集めて調べるとよくわかりますが、私たち40代より下の世代の老後はかなり厳しい現実が予想されます。「こりゃ早めに投資のひとつやふたつはやっておかないと大変だな」とつくづく思います。

 

よく40歳前後の方に次の3つの質問をします。

「老後の生活はいくらかかると思いますか?」

「その老後は何年続くと思いますか?」

「年金はいくらもらえると思いますか?」

皆さん、自分の認識と現実の差の大きさを知ると、驚かれて、その後、暗くなられます。

でも知らなかったわけではなくて、本当は何となくわかっていたことなんですね。目を背けていただけと言ってもいい。

 

まずは現実を正しくとらえることからですね。老後を迎えた時にジタバタしても怒っても泣いてももう遅いですからね。

ansに来られる方々の多くはもう一段お若い方々が多いですが、家を建てるのも大きな投資と言えます。将来のライフプランをよく考えてから、どういう家をどれくらいの価格で建てるのかを決めた方がいいと思います。

私たちは大変な時代に生きていますね。頑張っていきましょう。