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2015年07月3日
いつもありがとうございます。ansの川瀬です。
本格的な梅雨ですね~。
ここ数日東京にいますが、ずっと雨です。
熊本の雨はいつもとても強くて、どばーっと降って全身をずぶ濡れにしてくれますが、いつもの東京の雨は弱々しくて、「ちょっとだけ湿らさせていただきます」みたいな控え目な感じでシトシトと降ります。でも今日は結構強く降っています。
今週来週いっぱいは梅雨らしい天気が続くようですが、その後はいよいよ梅雨明け、そして本格的な夏到来ですね。
そして夏といえば、日本の夏の暑さはもはやエアコンなしには考えられません。
さてここで問題です。
一年間の家庭の電気、何に、どれくらい使われているでしょうか?
次のうち、多いと思う順に並べてみましょう!
①冷房、②暖房、③給湯、④厨房、⑤照明・動力(←冷蔵庫とか掃除機とかですね)
さて、正解は・・・
第1位:動力・照明 37.3%
第2位:給湯 28.0%
第3位:暖房 24.0%
第4位:厨房 8.3%
第5位:冷房 2.3%
(資源エネルギー庁「エネルギー白書」2012年度 家庭の用途別エネルギー消費より)
第1位は「動力・照明」でした。冷蔵庫や洗濯機やテレビなどを最新の省エネものに買い替えたり、照明をLEDにしたりすると省エネ効果が高いんでしょうね。
あと、「暖房」が「24.0%」なのに対して「冷房」がわずか「2.3%」しかないのは意外ではないですか?
実は暖房に比べて冷房を使う期間ってとても短いんです。
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この図、ちょっと見にくいですが、ピンクが気温が「14度以下になる時期」=「暖房が必要な時期」です。そしてブルーが「気温が26度以上になる時期」=「冷房が必要な時期」です。
暖房は10月末くらいから4月のはじめくらいまで、5~6か月間くらい使います。一方、冷房は8月を中心に前後1か月くらいなので2~3か月間くらいですね。
だから省エネを考えるときには、まずは「暖房の要らない暖かい家」を作るのが大事なんですね。(熊本だって冬は結構寒いですからね)
最近の家は、断熱性の高い「省エネ住宅」が増えています。
断熱性が高い家ですと、少しのエネルギーを使うだけで家じゅうを快適な温度にすることができます。
夏は涼しく、冬は暖かい家になります。
省エネや健康を考えても高性能な家がいいと思います。
※詳しくはansの勉強会「性能編」でお伝えしています。ぜひお越しくださいね。