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2016年03月1日
いつもありがとうございます。ansの川瀬です。
3月になりました。住宅ローンの3月金利が発表されましたね。
日銀のマイナス金利政策が発表されてから住宅ローン金利に連動している10年物国債金利もマイナス水準にまで落ちていましたので、やはり住宅ローン金利も下がりました。
<大手銀行住宅ローン、金利引き下げ相次ぐ>
(平成28年3月1日 読売新聞)
『大手銀行は29日、3月の住宅ローン金利を発表した。三井住友銀行とみずほ銀行、りそな銀行の3行は10年固定型の優遇金利を前月より0.10%下げて、過去最低の年0.80%とした。3行は2月の途中で金利を年0.90%に下げていたが、3月からはさらに引き下げる。三菱東京UFJ銀行も3月から年0.80%に引き下げるため、4行が同水準で並ぶことになった。三井住友信託銀行は年0.50%で、4行よりもさらに低い水準だ。』
「もうこれ以上は下がらないだろう」と言われ続ける中、ずっと下がり続けているローン金利。ついに10年固定が1%切る水準になりました。全期間固定のフラット35の基準金利もまもなく発表されると思いますが、恐らく過去最低の1%近くになると思います。
もうすごいレベルですね。
銀行は全然儲からない水準になっています。
以前も書きましたが、住宅ローン金利が1%を切る水準になりますと、支払う利息額よりも住宅ローン減税の所得税の還付で受け取る額の方が上回る人が多くなります。実質的に「ローンを借りると家計にプラスになる」という「ローンのマイナス金利」状態ですね。
その分、景気回復の足取りも重たいようなので先行きに不安を感じている方も少なくないかかとは思いますが、少なくとも家づくりを考えている方にとっては絶好のタイミングということになります。消費税の増税も気になるところですしね。
さすがに、もうこれ以上は下がらないだろう!・・・と、とりあえず言っておきます。