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ans代表 川瀬ブログ

熊本城マラソン、完走しました。

2020.2.21

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

いまだに両足の裏が痛いです…。

はい、私、先週日曜に開催された熊本城マラソンに出場しまして、ヘロヘロになりながらもなんとか完走いたしました。

私は熊本城マラソンは2014年以来6年ぶり2回目の出場です。

ansの流通団地店が、コースの7kmと35kmのところにあるので、いつもマラソンの時は店舗を開放して、沿道の応援の人たちに休んでもらえるようにしています。

それでですね、完全に自分のせいなのですが、今回は本当に練習不足でした。練習を始めたのが年が明けてからで、それも1週間に1回くらい。10kmも走るとフラフラになるような状態でした。おまけに大会2日前に軽いぎっくり腰にも見舞われ…。

毎年、ansスタッフが数名出場してきたのですが、今年、当選したのは私ひとり。

つまり出場を見送るわけにはいかなかったのです…。

しかも当日は、強風・大雨・低温と、考えられる最悪のコンディション。

「まぁ行けるところまで行ってみよう」と途中リタイア覚悟で走りました。

まずは7Km地点にあるans流通団地店を目指します。

 

ans流通団地店前でスタッフに撮ってもらいました。

元気でしたよ。この辺りまでは。

しかし、やはり練習はウソをつきませんね。早くも10km過ぎたあたりから足の付け根あたりに痛みが出ます。

15Kmあたりでは、足の付け根から太もも、そして膝、ふくらはぎ、足首、足裏、と要するに下半身のほとんどすべてが痛みに襲われ、もうフラフラです。

それでも何とか20kmくらいまではペースを守れていましたが、「あの」熊本港線に出てからはもうダメでしたね。

熊本港線は熊本城マラソンの難所です。

暴風雨なみに吹き荒れる風に向かって、果てしなく長く続く直線の道路をほぼ歩きのスピードで進みました。

ただ、「もうダメだ…」となって歩いてしまうと、すぐに濡れた身体が冷えてきます。低体温症になるといけないから、なんとか腕を振って走る、というか歩くというか、とにかく前に進みました。

もっと走っている途中に写真を撮ってここにアップしようと思っていたのですが、手がかじかんで握力が赤子なみになってしまいスマホが持てなかったのです。栄養ゼリーのキャップすら開けられませんでしたからね。

熊本港線を抜けて「30km」の表示を見ると、多くのランナーは「あと残り12kmもある…」と絶望的な気持ちになりますが、私は「あと5Kmでansだ!」と元気が出ました。

もうヘロヘロではありましたが、なんとか流通団地店に帰ってきましたよ。

ansスタッフからもらった温かいお茶が本当にありがたかった。

たった数時間で随分老けましたね。

 

この流通団地店のおもてなしのお陰で、なんとか残り7Kmを走り切ることが出来ました。

結果は5時間半と過去最も遅い記録になりましたが、なんとか無事に完走できただけでよかったなと。

ランナーにとっては最悪のコンディションでしたが、沿道で応援してくださっていた人たちにとっても厳しい天気だったと思います。それでもみなさん、傘を差して、カッパを着て、外に出てくれて、ずっと「頑張れ!頑張れ!」と応援してくれました。

熊本城マラソン名物のこの「途切れることのない応援」はこんな雨風が強い日でも変わりませんでした。

熊本のみなさんはすごい!

この声援がなければ確実に途中でリタイアしていたと思います。本当に背中を押してくれました。

沿道のみなさん、ボランティアのみなさん、すべての熊本のみなさん、ありがとうございました!

さて、来年は…。

他のansスタッフが走ってくれると思います。

 

省エネ基準適合率は62%、まだまだですね

2020.2.15

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

さて、ansは「後悔しない家づくり」をサポートしています。これは裏返して言うと、家づくりで後悔している人が実はかなり多い、ということです。

ほとんどの人にとって、家って一生のうちで最も大きな買い物なのに後悔するのはつらいですよね。

どういう後悔をするのかというと、後悔の多くは住み始めてから知る

「えー!、そうだったの?知らなかった」

というものです。特に理解をするのが難しい家の性能とか構造など、専門性の高いことについてが多いですね。

性能や構造は、家を建てた後から変えることはほぼ出来ません。

だから、ansでは家を建てる前、住宅会社さんをご紹介する前に勉強会に参加していただいて、家のことや住宅会社のことを知ってもらうことを重視しているのです。

さてさて、そんな中、「家づくりで後悔する人はまだまだ多いだろうな~」と暗澹たる気持ちになったのが下のデータです。

↓↓↓

『平成29年度の新築住宅の省エネ基準適合率は62%』(国土交通省の資料より)

 

いつもansの勉強会「性能編」でお話している内容ですが、住宅には「省エネ基準」というものがありまして、建物の断熱性能を表す「Ua値(外皮平均熱貫流率)」という指標に基準を設けています。

Ua値とは、建物の窓や壁や屋根や床など外と面しているところ、いわゆる外皮からどれだけのエネルギー損失があるかを指標化したものです。エネルギーの損失量を外皮の表面積で割ったものなので、値が小さければ小さいほど熱損失が少ない、すなわち断熱性能が高い住宅ということになります。

この省エネ基準が、地域ごとに設定されているのですが、熊本や静岡では「0.86」です。

この「省エネ住宅」と呼んでも良いUa値0.86を切る水準にある新築住宅が平成29年で全体の62%だったという話です。

ということは、省エネ住宅と呼べないレベルの断熱性能しかない新築住宅が残りの38%もあるということです。

新築で、ですよ。

ansのお客様の中でも、最初にご来店された時には「建物にはこだわりがないから、どこの住宅会社でもいい」とおっしゃる方はいらっしゃいます。そういう方は、「中古ならともかく、新築なんだから当然、耐震性能も断熱性能もいいんでしょ」と思っているのだと思います。

普通はそうですよね。

クルマだって家電製品だってスマホだって、新製品が高性能なのは当たり前です。

でも、日本の住宅は違います。特に断熱性能においてはそうではないのです。

国土交通省が省エネ基準として設定している、このUa値「0.86」も国際的に見ると特段大したレベルでもありません。

この大したレベルでもないUa値0.86すら満たしていない断熱性能の家を建てた人は、きっと住み始めてから「夏暑く、冬寒い家」に不満を持ち、驚くような光熱費を支払い続けることになるのでしょう。

果たして、この程度の省エネ基準すら満たしていない新築住宅を取得した方たちは、「そうなってもいい」と思っていたのでしょうか?

Ua値が住まい心地や光熱費に大きな影響を与えるということを知った上での選択なのでしょうか?

そういう人もいるにはいるでしょうが、おそらくですが、多くの方はそういうことを知らずに取得されたのではないかと思います。

もし、こういう断熱性能のことを知らずにマイホームを取得された方たちが、「あなたの新築住宅は断熱性能の基準を満たしていない住宅ですよ」ということを知ったら少なからず後悔するのではないかなと思います。

 

「住宅購入で後悔する人なくしたい」などと言っても「まだまだだな」と思わされます。

諦めずに引き続き、ansは勉強会を頑張りたいと思います!

ぜひ時間を作って来てください。

 

新型ウィルス、怖いですね

2020.1.31

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

早いもので2020年の1月も終わりですね。2020年は激動の年になるかも、と前に書きましたが、この1か月だけでも本当にいろいろありますね。

アメリカとイランの緊張状態が少し治まったかと思えば、次は新型コロナウィルスですか。これでまた株価が大幅下落ですよ。投資家のみなさんも落ち着く暇がないですね。

確かに株価が下がるくらい経済的に良くない影響は出るでしょうね。すでにいくつかのイベントが中止になったりとか、ビジネスの移動を控えたりとかいうような動きも出てきています。

また、当然、発生地である中国経済は減速するでしょう。日本企業にとってアメリカに次ぐ貿易相手国ですから売上を落とす企業がこれから増えるかもしれません。

前のSARSの時は終息までに8か月くらいかかったようですが、今回はいったいいつまでかかるのでしょう?

今回も同じくらいの時間がかかるとすると夏の東京オリンピックにも影響してしまいますね。一日も早く落ち着いた状態を取り戻したいものです。

こんな中ですが、私は相変わらず移動が多く、今週も羽田‐福岡間を往復しました。明日からは熊本です。空港や新幹線の駅などは人が多いのでやはり気にはなりますね。

マスクと手洗い、そして強い抵抗力を装備したいと思います。

みなさんもお気をつけて!

 

2020年、住宅業界にとっては「激動」の一年に

2020.1.16

あけましておめでとうございます。ansの川瀬です。

いよいよ2020年です。東京オリンピックもありますし、楽しい一年にしたいものですね。

しかし、年明け早々からなにやら世間は慌ただしいですね。ゴーンさんは逃げるし、アメリカとイランは緊張状態になるし。そのお陰で株式市場も乱高下です。

「平穏」というより、やはり「激動」の一年になりそうな感じはしますね。

住宅業界も恐らく「激動」だと思います。

基本的には住宅市場の縮小が顕著になると思います。

昨年はまだ前半に10%への消費増税前の最後の駆け込み契約があったので、一年を通じてみるとそれほど落ち込んではいないのですが、ここ最近は明らかに減速傾向が見て取れます。

住宅産業研究所によると、大手ハウスメーカー10社の戸建て住宅の受注棟数は、2019年1月~3月までは前年同月比プラスで推移していて、中でも3月は前年同月比20%くらいのプラスでした。これはやはり消費税10%前の駆け込み契約が多かったためだと思います。

しかし、4月以降はずっと前年同月比10%近いマイナスが続きました。

国土交通省の住宅着工統計を見ても、持ち家の着工戸数は2019年8月以降はずっと前年同月比でマイナスです。

これは消費増税前の駆け込み需要の反動減だけが理由ではありません。基本的にはもう需要は回復することはなく、漸減の状態がずっと続くと思います。

背景にあるのは人口減です。

日本の人口統計を見ればわかりますが、日本の20歳~49歳の人口(←住宅購入層はほぼこの世代ですよね)はこの先毎年およそ-2%くらいのペースで減少していきます。さらに2025年には-4%、2035年には-8%くらいになります。加速度的に減っていくわけです。

住宅業界は大変です。

市場が縮小するのです。住宅会社は頑張らないといけないですね。

建物性能もデザインも、営業対応やアフター対応などのサービス品質も、すべてが「本物」の住宅会社だけが選ばれるようになっていくでしょう。否が応でもそうなります。

つまり、住宅市場は「買い手側が有利な市場」になります。これから家を建てようかな、と考えておられる方に対しては住宅会社が殺到するかもしれません。

慎重にじっくりと選ばれるとよいと思います。どの住宅会社が自分たちにぴったりなのか、その選択のお手伝いを今年もansはやってまいります。

今年もスタッフ一同頑張ってまいりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

 

2019年もお世話になりました。

2019.12.26

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

クリスマスも終わり、年の瀬ですね。

みなさま、2019年はいかがでしたか?

今年もいろんなことがありましたね。

5月に「平成」から「令和」へと新しい時代がスタートしました。

そんな祝賀ムードではありましたが、夏には大型台風15号と19号が東日本各地に甚大な被害をもたらしました。

10月には消費税が10%になりました。ポイント還元の効果もあってキャッシュレスが一気に普及し始めていますね。

そして、ラグビーのワールドカップ。日本代表の活躍もあって日本中が沸き返りましたよね。

 

さて、2020年はどんな年になるのでしょう。

いよいよ夏には東京オリンピックですね。楽しみです。

 

そして私どもansですが、来年2020年1月19日に新店舗「静岡南店」がオープンします!

熊本3店舗(帯山店、流通団地店、荒尾店)と静岡2店舗(浜松店、静岡南店)で頑張って参ります。

 

それでは皆さま、今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

来る2020年が、みなさまにとって素晴らしい一年となりますように!

 

 

お医者さんから強く言ってほしいこと

2019.11.26

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

もうすぐ12月ですね。日に日に寒くなり、街にはイルミネーションがきらめき、12月の予定は夜の部から埋まっていっています。

一年は早いですね。

一年ぶりと言えば、先日、健康診断に行ってきました。

この一年でどれだけ健康になったのか、今回の健診には期するものがありました。

と言うのも一年前の健康診断の結果があまり良くなかったからです。

 

昨年の話をしましょう。(ちょっと恥ずかしいですが)

昨年、中でも特に血液検査の結果が良くなくて、判定は「D」。

「顕著な栄養障害が見受けられます。」という付記がありました。

この食糧飽和時代に「顕著な栄養障害」ですよ。

ちゃんと一日三回、たんぱく質多めで糖質少なめのバランスで食事をして、運動も適度にしていて、見た目は割と健康そうなはずなのに…、ですよ。

 

「医師の指導を仰ぐように」とあったので、後日病院に行って先生に説明してもらいました。

著しく足りていない栄養素は「ビタミンB群、ビタミンE、たんぱく質」とのこと。

 

私)「いや先生、たんぱく質は意識して多く採ってますよ。肉や魚もお豆系もよく食べてるし、なんならジムに行った後はプロテインだって飲んでますから。」

先生)「いや、川瀬さんは食事からビタミンやたんぱく質が身体の中に取り込めていないんですよ。」

私)「ええっ!どういうことですか?」

先生)「ビタミンやたんぱく質を取り込むための肝臓の一部の機能が低下しているようですね~。」

私)「か、肝臓・・・」(←思い当たる節、大いにあり)

 

私)「では、どうすれば?」

先生)「お酒、結構飲んでますでしょ?」

私)「は、はい。じゃ、お酒を止めればいいんですか?」

先生)「それは川瀬さん、無理でしょう?(うすら笑い)。ほら、仕事でも飲む機会が多いんでしょ?」

私)「それはそうですが。でも止めた方がいいんですよね?」

先生)「いや~、でも無理でしょ?」

私)「無理かもしれません・・・。じゃ休肝日を作るか、ちょっと量を控えめにするかどっちがいいですか?」

先生)「どっちもいいですけど(笑)。でも無理ですよね?」

・・・・

先生、なぜお酒を止めろと言ってくれないのですか?

と思いましたよ。

 

確かにほぼ毎日飲んでいます。

自分でもお酒飲みすぎだな、と思うこともしばしばです。

先生が「止めろ」と強く言ってくれれば、休肝日を作ったり、酒量を減らすことを意識しただろうに。

 

お陰でこの一年間、ほぼ変わらぬペースで飲んできてしまいました。

そのかわり、ビタミンBのサプリやプロテインは結構とりました。

さて、今年の結果はどうだったでしょうか。

結果が楽しみです(←たぶんあまり変わっていないんでしょうけど)。

 

 

久しぶりの更新

2019.10.26

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

すっかり更新をサボってしまい、すみませんでした。心を入れ替えて(できる範囲で)更新するようにいたします。

夏が終わりすっかり秋になりました。

この間、台風がいくつもやってきて、千葉をはじめとして東日本各地で大変な被害が出ました。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平穏な日常を取り戻されることをお祈りいたします。

昨日も日本の東側遠くを通過した台風21号の影響か、終日大雨でまたまた千葉や東北の方では被害が出たようです。

昨年も西日本で大きな台風被害がありましたが、こうした台風や集中豪雨による災害はもうこれは毎年起きてしまうことでどうしようもないことなのでしょうか。

太平洋の南のあたりの海面温度が高くなりすぎていることが台風が頻発している原因のひとつのようです。南海上の海面温度の上昇が地球温暖化の影響なのかどうかははっきりとは特定できないようではありますが、少なからず影響はあるでしょうね。

いずれにせよ、環境保護とか省CO2は全世界的に取り組まねばならない課題であることは間違いないと思います。

そして、私の仕事に関連するところにおいては「住宅の省エネルギー化」があります。

以前にも書きましたが、2020年の新築建築物の省エネ義務化の対象から戸建住宅が外されたのはとても残念なことではありますが、国の政策がどうであれ、私は新しく建てる住宅は、断熱性、耐震性、耐久性に優れたものであるべきだと思っています。

これからもそういったことをansの勉強会などでお伝えしていければ、と思っています。

 

 

熱中症の一番の対策は「住まいの高気密高断熱化」です

2019.8.9

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

いやー暑い!!毎日、本当に暑いですね。

長かった梅雨が明けたらずっと猛暑ですよ。

 

猛暑と言えば、気を付けたいですね。熱中症。

消防庁の発表によると、梅雨明け前後の7月22日~28日の1週間で、熱中症で救急搬送された人数は5,664人。その前の週の2.9倍と急増したそうです。

熱中症で亡くなる方も多くいます。厚生労働省によると、平成29年には635人もの人たちが熱中症で命を落としています。

平成29年でいうと、この熱中症での死亡者数は、台風や豪雨、地震などで亡くなられた方よりも多かったようです。

つまり、熱中症はもはや最も脅威的な自然災害ということになりますね。

 

さて、熱中症はどこで起やすいと思いますか?

「太陽がガンガン照り付ける屋外」かと思いきや、実は「住居の中」が一番多いのです。

2017年に熱中症で救急搬送された人の主な発生場所を見ると、

1位:住居 37.0%

2位:屋外(公園など)13.5%

3位:仕事場(道路、工事現場など)10.7

(厚生労働省HPデータより)

 

65歳以上の高齢者に限っていうと半数以上が住居内です。

住居内での熱中症を防ぐには、まめに水分を取ることやエアコンを使うことが大事ですよね。

しかし、高齢者の方は暑さを感じにくいためかエアコンをつけない人が多いと言われています。若い方でもエアコンをつけっぱなしにすることに抵抗がある人は少なくありません。電気代が気になるだけでなく、エアコンをつけたまま寝ると特に体温の下がる明け方には寒くなりすぎてしまうからです。

かといってエアコンを切るとすぐに暑くなる。だから何度も起きては、つけたり、消したり…。という人は多いのではないでしょうか。

テレビなどでは「エアコンの正しい使い方」みたいな特集も多いですね。

 

しかし、根本的な問題は「住宅の断熱性能が低いこと」です。

エアコンを使うと電気代がいっぱいかかるのも、部屋によって温度にムラが出てしまうのも、エアコンを切るとすぐに暑くなるのも、すべて実は住宅の断熱性能が低いからです。

住宅の断熱性能と気密性能が低いから外の高温が家の中にまで伝わってしまうのです。

気密性が低いと外の暑い空気が入ってくるし、中のエアコンで冷やされた空気が外に逃げます。だからエアコンが切れるとすぐに暑くなる。

すべて断熱性能が低いからです。

「高気密・高断熱の家」というと冬の温かさが印象的ですが、実は夏は涼しいのです。高気密高断熱の家は、エアコンを切って外に出ても、家に帰ったとき外気温との差で少しひんやり感じます。

エアコンをつけるにしても家中のエアコンをつける必要はありません。気密性の高い家は空気がスムーズに循環しているので、部屋によって温度ムラもありません。だから、どこかの部屋で静かに26~27度設定くらいで冷房されているエアコンがあれば十分快適です。

 

こんな暑い夏こそ住宅会社のモデルハウスに行ってみるといいかもしれません。

モデルハウスの中で何台のエアコンが何度設定くらいで稼働しているかを聞いてみてください。そのモデルハウスが「高気密・高断熱の家」なら稼働しているエアコンは1~2台くらいでしょうからね。

 

「新築を建て替えるなんて無理」という方もいるかもしれません。最近は「高気密・高断熱のリフォーム」も良いものがいろいろありますので検討されてみてはいかがでしょうか。

 

住まいの高気密・高断熱化は、家族の命を守るためにもご検討されることをお勧めします。

なお、高気密・高断熱など住宅の性能についてもっと詳しく知りたい!という方はansの勉強会「性能編」にぜひお越しくださいませ。

 

 

土地のお値段の話

2019.7.19

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

私はよく勉強会で、「建物の建築価格はゆるゆると上がっていますが、土地の価格は最近は安定しています。」というような話をしています。

でも土地価格もしっかり上昇傾向にありますね。

 

先日、7月1日に2019年(令和元年)の路線価が発表されました。

結果は「全国平均で1.3%の上昇」ということでした。ここ数年、東京や横浜、大阪、名古屋といった大都市で土地価格が上昇していましたが、それが全国地方都市にも波及してきている感じです。

上昇率のトップ5をみると、

1位 那覇市(国際通り)39.2%

2位 大阪市(御堂筋)27.4%

3位 神戸市(三宮センター街)25.0%

4位 熊本市(下通り)21.3%

5位 京都市(四条寺町)20.0%

以下、札幌、仙台、横浜、福岡、さいたまと続きます。

インバウンド需要の強い地域が並んでいますね。ansのある熊本も地震からの復興需要と中心部の再開発で土地価格は上昇傾向です。

ただ、毎年7月1日に発表される路線価が「今年はこれくらい上がるだろうな」というのは大体わかっていました。

というのは、「路線価は公示地価の約8割」というおおよその目安があるからです。

 

では、ここで土地の価格のお勉強です。

土地は「一物四価」と言われます。ひとつの土地には4つの価格があるということです。

まず、①「実勢価格」。

つまり「時価」ですね。実際に売買される価格です。

次に、②「公示地価」。

国土交通省が毎年1月1日時点の更地の評価額として調査・鑑定するもので、だいたい3月下旬頃に発表されます。土地を売る時の査定でも参考にされる価格です。ただし、すべての土地を評価しているわけではなく、代表地点のみになります。取引価格の指標となる価格ですから、①の時価にも影響を与える価格ということですね。

そして、③「路線価」です。

公示地価の決定機関が国土交通省なのに対して、路線価は国税庁です。発表は毎年7月初旬。路線価は相続税や贈与税の計算の時に土地を評価する時に使う価格です。そして実は土地の価格ではなく、その名の通り道路の価格です。土地の前の道路の価格に土地面積を掛けて、相続税や贈与税の評価額を計算します。

この路線価はさきほど言ったように、3か月ほど先行して発表される公示地価のおよそ8割くらいが目安になります。

最後に、④「固定資産税評価額」です。

毎年4月頃に市町村から届く固定資産税の納税通知書に記載されている土地の価格です。固定資産税や都市計画税、不動産取得税、登録免許税などの税金計算で使われます。固定資産税評価額の目安は公示地価のおおよそ70%です。3年おきに評価額が更新されます。

 

固定資産税は所有者(納税者)に通知される価格ですので、公示地価や路線価のように公表されていません。でも、これから買おうかなと考えている土地の固定資産税を推計することは出来ます。

前面道路の路線価に面積を掛けて、「相続税評価額」を出して、その価格を0.8で割ります。(←これがほぼ公示地価に近い価格)

その「公示価格に近い価格」に0.7を掛ければ固定資産税評価額(に近い価格)がわかるというわけです。

つまり、「路線価から計算した土地の価格」×7/8=固定資産税評価額、ですね。

 

土地は「相場もの」です。価格は常に変動しています。これから土地を買う方、売る方、また相続が起きそうな方は、関心を持って「土地の価格」を見ておいた方がいいでしょうね。

 

高齢者の交通死亡事故は減っている?

2019.6.18

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

最近、高齢者の交通事故のニュースが多いですね。

ああいうニュースを見て私の息子(17歳)などは「最近事故多いね。クルマの運転って怖い。免許取らないかも。」とか言ったりしています。

そんな息子に「でも実は交通死亡事故って年々減ってるって知ってる?」というと「ええっ!」と驚いていました。

私がなぜそんなことを知っているかというと、いつもansの勉強会の「建物の性能編」の中で、年々増加している「ヒートショックによる死亡者」と、逆に年々減少している「交通事故による死亡者」の話をしているからですね。

 

改めて警察庁交通局の平成31年2月発表の統計資料で確認してみました。

平成30年の交通事故の死亡者は3,532名と過去最低水準です。

 

1990年代前半までは年間1万人を超えていましたから激減しているといっていいでしょうね。

これは、自動車の安全設計の向上や、シートベルト着用の義務化、飲酒運転取り締まりの強化の結果だということです。

 

「でも高齢者の事故は増えているのでは?」と思われるかもしれません。

確かに高齢運転者による死亡事故件数自体は増えています。

 

平成30年で、75歳以上運転者による事故が460件、その内80歳以上運転者による事故が252件です。

上のグラフを見ても横ばいです。全体が減っているのに高齢運転者による事故件数は減っていないので、交通事故全体に占める高齢運転者による死亡事故は増えていると言えますね。

でも、高齢運転者の免許人口10万人当たりの死亡事故件数を見ると各年代とも、ここ数年の推移を見ると年々減少してきていたのがわかります。

 

 

高齢運転手人口あたりの死亡事故件数は減っているのに、高齢運転者による交通事故件数が減っていない。つまり、それは高齢運転手全体が増えているからだということになりますね。

まとめると、高齢者の人口が増えているから高齢運転者も増えている。だから事故件数全体で見ると減っていませんが、高齢者人口あたりの事故件数は減っているということです。

 

それでは、なぜ高齢運転者による事故のニュースがこんなに多いのでしょうか?

これは私の推測ですが、恐らく事故の映像があるからではないかと思います。

ドライブレコーダーや街の監視カメラの普及、スマホによる動画撮影などが容易になったことなどで事故の映像が残るようになった、だからニュースにしやすくなったのではないかと思います。

ニュースで頻繁に見るようになったから悲惨な事故が増えているように思うかもしれませんが、実際のデータを見ると決してそういうわけでもないということがわかります。

ただニュースで頻繁に取り上げられるようになったことで、高齢者の方々の運転が慎重になったり、自動車の安全機能の進化が加速したりすることは良いことだと思います。

事故は悲劇です。

この世から死亡事故が無くなることを願っています。

 

※グラフの出典元:「平成30年における交通死亡事故の特徴等について」(平成31年2月14日警察庁交通局)

 

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