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ans代表 川瀬ブログ

忘れられない「怖い顔の上司」

2018.4.27

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

新年度に入って街には新入社員があふれていますね。

私の会社にも新入社員が入りました。話してみると私に対しての印象は「少し怖い」とのことです。

まぁ、わかります。年食っているし、身体は大きいし、黙っていたら怖いですよね。

 

「怖い上司」。悪くないです。

私が新入社員だった頃の「怖い上司」を思い出します。

とても尊敬し、憧れていました。

銀行員時代、2カ店目の支店長です。

細身のスーツを着て、ポケットに浅く手を入れて、いつもゆっくり歩いていました。そして顔はとても怖い。どうみても「や〇ざの親分さん」です。支店長の前に出ると行員だけでなく、お客様も緊張するくらいです。

ただ、仕事はすごくデキる方で頭の回転も速い。指示もいつも簡潔明瞭で的確。そしていつも「ケツはふいたるからやってこい」と言ってくれていました。とても人望があった支店長でした。

私は当時24歳。下っ端中の下っ端です。お客様を担当する「渉外係」に初めてなった時は、あまり経営がかんばしくない「要注意先以下の企業」、いわゆる不良債権に近い先の担当でした。稼げる先輩たちはいわゆる優良先を担当として持っています。手間がかかって前向きな話も出ない不良債権先は下っ端に集めるというわけです。

当時はバブルがはじけて経営に行き詰る企業が増えてきた頃でした。私の担当は増えるばかり。そして出てくる話は、「利息の支払いが出来ない」とか「手形が落ちない」とか面倒なものばかりです。

下っ端で仕事も出来ない私は、毎日10分、支店長の前に座って今日の行動を報告して、次の指示をもらっていました。

強引に貸金を回収したら会社は倒産してしまいます。強い追い込みをかけると社長が会ってくれなくなります。

いかに倒産させずに貸金を回収するか。

支店長はとても丁寧に一社一社に対して指示を出してくれました。

 

「ここは毎朝顔を出せ。社長が会社に来ているかどうかだけを俺に報告しろ」

「ここは裏口から入って、積んである在庫が減っているかを確認しろ」

 

 支店長に一日の動きを報告して、また指示をもらう。

そのうちに会社の動きや経営がどういうものかということがよくわかるようになりました。

不良債権回収の業務は、色々とドロドロとした場面になることも多く、華やかなイメージの銀行員ライフとはかけ離れた毎日です。

お客様から罵倒されるようなこともしょっちゅうでした。それでも毎日支店長が指示を出していてくれていたから何とかやれました。

 

結果、一年間で約7,000万円の不良債権を回収しました。これを支店長は(怖い顔のままで)とても喜んでくれました。

「融資を1億円やっても利ザヤ(銀行の儲け)は1%程度だから儲けは100万円。7,000万円稼ごうと思ったら70億円くらい融資しないといけない。川瀬のやった仕事はそれくらいの価値がある。」

とドスの効いた声で全体会議の場で褒めてくれました。もう25年以上前の話ですが、日の当たらない仕事に光を当ててくださったのがとても嬉しかったのを覚えています。

 

その支店長はすでにお亡くなりになられていますが、私の社会人としての基礎を作ってくださった方でした。

今でもとても感謝しています。

 

今、私は当時の支店長よりも年齢が上になりました。

顔が怖いだけでない上司になれるように頑張りたいと思います。

 

 

 

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