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ans代表 川瀬ブログ

2014年10月

景気回復しないのはアベノミクスのせい?

2014.10.28

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

「ハッピーリッチ・アカデミー メルマガ202号より」

 

景気回復の足取りが重いようですね。

「既定路線」と思われていた2015年10月に予定されている「消費税10%への増税」もちょっとどうなるかわからなくなってきましたね。

「2015年10月から消費税は10%にする」ということはすでに国会で決まっていることですが、ご存知の通り、「ただし、景気の順調な回復が確認されること」という条件が付いています。景気があまり良くない時に消費税率を上げたら逆に税収が落ち込んでしまうからですね。

「景気は気から」と言われるように景気には心理的な要素が多くあります。国民の気持ちが沈んでしまい、みんなが買い控えを続けたら確かに景気はどん底になります。景気が悪くなって、消費が落ち込んで、経済が縮小したら、いくら税率を上げても税収は増えませんからね。だからあくまで「景気回復」を消費増税の前提にしているのです。 

■視聴者を混乱させるテレビ番組

確かに今の経済状況をみると本格的な力強さはありませんのでこのタイミングでの増税は厳しいかもしれません。今のままだと安倍総理も「消費税は上げない」という判断をするかもしれませんね。

 世の中もそういう論調が増えてきたように思います。

先週、ある報道番組を見ました。その番組は、いかに今の経済状況が厳しいかということをデータや街の声などで伝えながら、「そもそも消費増税はすべきでない」という論調で構成されていました。

 その番組は、消費税だけではなく、そもそも今の政府や自民党が嫌いなんだろうな、と思うような報道が多いのですが、その時も消費税にからめてアベノミクスも批判していました。

話は消費税から多方面に展開しまして・・・・だいたいこんな感じでした。

↓↓↓

 ・「消費は落ち込んだままで景気は回復していない、しかし円安などの影響もあってエネルギーコストや物流コストが上がり、生活必需品にいたるまで価格が上がっている。」

・「しかし、給料は思ったように上がっていない。家計は節約モード。お年寄りはなけなしの預金を取り崩して生活している。」

・「株価が上がっても、庶民の生活はよくならない。」

・「大企業は儲かっているかもしれないが、地方の中小企業は悲鳴を上げている。」

・「金融緩和しても、設備投資は増えず、企業の内部留保だけが上がっている。」

・「アベノミクスは国民の豊かさを実現するためのものではないのか。株が上がったといって喜んでいる場合ではない。」

・「アベノミクス、もっと庶民の声をよく聞いて考え直してほしいですね」(・・・とMCが締める)
・・・という感じです。

 

 これはいったい何を伝えたかったのでしょうか?

私はこれを見ながら、「ひとつひとつのことはわからないでもないけど・・・」と思いながらも、全体を通じては、なんと言うか「イヤ~な感じ」がいたしました。

 

確かに急激な物価上昇は生活設計を狂わせます。でもだからと言って、物価が持続的に下がり続けていたデフレ時代の方が良かったとは思えません。

年金収入しかないお年寄りが、収入以上の生活をしようと思ったら預金を取り崩すのは当たり前のことで、多かれ少なかれお年寄りはそうしています。そのことはアベノミクスとは何の関係もありません。

「政府は株価対策ばかりしている。」といいますが、では株価が8,000円の頃の方が良かったのでしょうか。

地方の商店街や中小企業が厳しい環境に置かれているのはその通りですが、それは恐らくもう十数年間ずっとそうで、きっとアベノミクスのせいでも消費税のせいでもありません。失礼ながら、そもそも時代のニーズに合っていない製品やサービスを提供しているとしたら、どんなに世間の景気が良くなろうがそのお店や会社の業績は上がりません。それは景気の問題ではなくビジネスモデルの問題です。

 

原因が異なる事象のことを何もかもひとくくりにして、世の中の人の気持ちを沈ませた上に、すべてをひとつの要因(この番組の場合はアベノミクス)のせいにするのは視聴者を混乱させるだけだと思うのですが・・・。

 

■消費税を上げないことは良いことなのか?

確かに景気回復の足取りは重い。消費増税のタイミングを遅らせる必要があるかもしれません。

私もそうなっても仕方がないなと思っています。

 

でも、それって果たして良いことなのでしょうか。

消費増税を見送ったら日本は良くなるのでしょうか?

 

そもそもなぜ消費税を上げないといけなかったのか?

言うまでもなく、財政が厳しいからですね。

社会の高齢化にともなって社会保障費が毎年1兆円以上増大していくことが明らかになっていて、年金財政も厳しくなっています。税収は50兆円くらいしかないのに、歳出は90兆円以上。足りない部分は国民に借金をして国債を発行して賄っています。そうしているうちに国と地方を合わせた借金は1,000兆円を超え、GDPの2倍以上にまでなってしまいました。

借金など将来の子供たちの世代にツケを回すようなことを避け、今の世代のみんなで少しでも財政を立て直していくために消費増税をせざるを得なかったんですよね。

だから、もし今回は消費税を上げないとしても、いずれはどんな形になるにせよ税負担は重くならざるをえない。あわせて、社会保障費だって自己負担分を増やしたりしないといけないかもしれない。年金の支給額だって減るかもしれない。

それなのに、景気が良くなって税収が増えたわけでもなく、だからと言って消費税を上げることも出来ず、景気刺激のためにさらにまた政府のお金が使われようとしています。こうしている間に財政はますます悪化していくことになります。

これって喜ばしいことなのでしょうか?

 

■問題は私たち日本人が稼げなくなっていること

悪いのは消費増税でもアベノミクスでもありません。問題は私たち日本人が稼げなくなっていることです。

稼げなくなってきたからGDPは増えないし、税収も増えませんし、生活も良くならないのです。

生活を良くしたいと思ったら稼がないといけません。つまり「いかに付加価値を増やすか。いかに生産性を高めるか。」ということです。

 

しかし、世界的にゼロ成長が当たり前になり、「資本主義そのものが行き詰まっている」という資本主義終焉論すらある今、企業も個人も付加価値額はそう簡単には上がりません。

物価も上がりにくいし、金利もほぼゼロです。特に日本は人口減少が始まっていますから、消費も増えにくくなっていて、そもそも付加価値額を増やして給料を上げるのが難しい時代になっています。

そんな中、政府に何かを期待しても出来ることなど限られています。

民間が頑張るしかないのです。

 

では民間とは誰か?

私たちの一人一人のことですね。

 

政府や政治家や会社や地域性や時代のせいにするのはラクなことです。

でもそれは思考停止と一緒です。

環境変化に対して、「では自分はどうすべきか、何が出来るか」を常に考えないといけませんね。私たちは環境の変化を予測し、受け入れ、自ら働きかけていくしかないのです。

自分ではまだ稼げない子供たちならともかく、大人なら何か出来ます。出来るだけ健康で過ごすこと。出来るだけ働いて、付加価値生産性を上げること。そして適度にお金を使って、税金も納めること。

 

消費税がどうなるかはわかりません。今の状況で消費税が10%になったら、確かに今の日本経済にとってはキツイかもしれません。でも、どんな環境になったとしても、一人一人が心健やかに、自分に責任をもって出来ることをコツコツとやっていくことです。

世の中を良くするということはそういうことだと思います。

 

今回は以上です。

もっと日本がよくなりますように。

 

不動産と相続、早めにご相談を。

2014.10.22

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

先月の終わりから今月にかけては、親会社からの要請を受けまして全国各地で「相続・不動産コンサルティング」についての講演をやっておりました。

東京から福岡、岡山、大阪、名古屋と回りまして、昨日の新潟でようやく終わりました。

不動産管理業や不動産仲介業に関わる皆様に多数お越しいただきまして、これから多くのお客様が直面する相続問題について不動産の専門家は何ができるかについてお話ししてきました。

今、この「相続」のテーマは来年1月に相続税が改正されることもあってすごく関心が高いんですね。

 

東京会場ではテレビ東京さんの取材も受けました。

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今朝の「モーニングサテライト」という番組の中で紹介されたようです。

(残念ながら昨日宿泊した新潟にはテレビ東京系の放送局がないので見られませんでした。熊本も…ないですよね。)

 

「相続対策」というと一部のお金持ちの人にだけ関係があるようなイメージがありますが、そうではありません。

相続トラブルは相続税がかかるかどうかは関係なく、「どの財産を、誰が受け継ぐか?」という「遺産分割」で一番モメているのです。

中でも分けにくいのは自宅などの不動産です。相続対策とは所有している不動産について考えることだったりします。だから早めに不動産のプロに相談しておくといいのです。

家の新築を考えてansにお越しいただくお客様にも「相続」を意識されている方が増えてきました。

ansは不動産の「なんでも相談所」です。

もし何か心配なことなどがありましたら遠慮なくなんでもお聞きくださいね。

 

 

 

全国健康住宅サミット、講演してきました。

2014.10.14

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

「あっ!」という間に前回の更新から2週間が過ぎてしまいました。サボってすみません。

この間に台風も2つもやってきたりして、激動の2週間でしたね。

さて、

10月2日、3日は、前回ご報告したとおり、香川県高松市にて開催された「全国健康住宅サミット」に行ってきました。全国から約700名もの熱心な工務店や設備業者の皆様が集まって熱気ムンムンの2日間でした。

(私は別としまして…)住宅業界では知らない人はいないような20人の著名な講師陣が各会場でセミナーをされました。

私は初日の2枠目でお話しをさせていただきました。ansのこれまでの実績を踏まえて、ansにお越しになるようなお客様がどんなことで困っていらっしゃるか、工務店はどんな対応をするべきなのか、などについてお話ししてきました。

それ以外のセミナー枠の時間帯では、私もいろんな先生のお話しを聞かせていただき、勉強させていただきました。

日本の住環境が諸外国に比べて劣悪であること、断熱性能を上げることがどれだけエネルギーの抑制につながるととともに住まい手に健康な暮らしをもたらすのかということなどなど、とても勉強になりました。

大変刺激的な2日間でした。

今、日本の住宅は省エネ断熱性能がとても向上しています。ちょっと窓や壁のグレードを上げるだけで家の性能が全く変わります。

今回、見聞した新たな知見につきましては、おいおいansの勉強会の中でも皆さんにお伝えしていきたいと思います。

乞うご期待!

 

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