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ans代表 川瀬ブログ

2019年6月

高齢者の交通死亡事故は減っている?

2019.6.18

いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

最近、高齢者の交通事故のニュースが多いですね。

ああいうニュースを見て私の息子(17歳)などは「最近事故多いね。クルマの運転って怖い。免許取らないかも。」とか言ったりしています。

そんな息子に「でも実は交通死亡事故って年々減ってるって知ってる?」というと「ええっ!」と驚いていました。

私がなぜそんなことを知っているかというと、いつもansの勉強会の「建物の性能編」の中で、年々増加している「ヒートショックによる死亡者」と、逆に年々減少している「交通事故による死亡者」の話をしているからですね。

 

改めて警察庁交通局の平成31年2月発表の統計資料で確認してみました。

平成30年の交通事故の死亡者は3,532名と過去最低水準です。

 

1990年代前半までは年間1万人を超えていましたから激減しているといっていいでしょうね。

これは、自動車の安全設計の向上や、シートベルト着用の義務化、飲酒運転取り締まりの強化の結果だということです。

 

「でも高齢者の事故は増えているのでは?」と思われるかもしれません。

確かに高齢運転者による死亡事故件数自体は増えています。

 

平成30年で、75歳以上運転者による事故が460件、その内80歳以上運転者による事故が252件です。

上のグラフを見ても横ばいです。全体が減っているのに高齢運転者による事故件数は減っていないので、交通事故全体に占める高齢運転者による死亡事故は増えていると言えますね。

でも、高齢運転者の免許人口10万人当たりの死亡事故件数を見ると各年代とも、ここ数年の推移を見ると年々減少してきていたのがわかります。

 

 

高齢運転手人口あたりの死亡事故件数は減っているのに、高齢運転者による交通事故件数が減っていない。つまり、それは高齢運転手全体が増えているからだということになりますね。

まとめると、高齢者の人口が増えているから高齢運転者も増えている。だから事故件数全体で見ると減っていませんが、高齢者人口あたりの事故件数は減っているということです。

 

それでは、なぜ高齢運転者による事故のニュースがこんなに多いのでしょうか?

これは私の推測ですが、恐らく事故の映像があるからではないかと思います。

ドライブレコーダーや街の監視カメラの普及、スマホによる動画撮影などが容易になったことなどで事故の映像が残るようになった、だからニュースにしやすくなったのではないかと思います。

ニュースで頻繁に見るようになったから悲惨な事故が増えているように思うかもしれませんが、実際のデータを見ると決してそういうわけでもないということがわかります。

ただニュースで頻繁に取り上げられるようになったことで、高齢者の方々の運転が慎重になったり、自動車の安全機能の進化が加速したりすることは良いことだと思います。

事故は悲劇です。

この世から死亡事故が無くなることを願っています。

 

※グラフの出典元:「平成30年における交通死亡事故の特徴等について」(平成31年2月14日警察庁交通局)

 

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