ご夫婦、2歳の女の子、9ヵ月の女の子の4人家族。第一子の出産が近づいたタイミングで集合住宅での暮らしに不安を覚え、マイホームを検討。友人の紹介で『ans』を訪れたことがきっかけで住まいづくりが始まった。
分からないことが分からない。 ほとんどの方にとって、住まいづくりは初めての経験だ。Tさんご夫婦も同様で、「何をすればよいのか、とにかく何もかもが分からない状態でした」と振り返る。 ご夫婦がマイホームについて考え始めたきっかけは、第一子の妊娠だった。当時暮らしていた集合住宅での子育てには窮屈さと不安を感じたという奥さま。「生活音でご迷惑をおかけするのではと気になって。戸建てなら親の私たちも神経質にならずに済むかもと思いました」。その頃、家を建てたばかりの友人宅に招かれ「やっぱりマイホームがほしい!」と夫婦で気持ちを再確認。「友人から紹介された『ans』を訪ねてみることにしました」。まずは無料個別相談会に参加し、4回の勉強会に出席。その後『ans』のサポートを受けながら予算のシミュレーション、展示場見学などを経て、住宅会社を『スタイラス八代』に決定。途中で出産を経て、初めての相談から約一年後に着工、その約半年後に引き渡しと進んだ。「夫婦だけで進めていたら住宅会社すら選べていなかったかも」とご主人。「常に中立の立場で的確なアドバイスをくれる心強い『ans』の存在があったからこそ、今こうしてマ イホームで過ごせています」。
心置きなく愛車の手入れをできるようオープンガレージには水栓を完備。
木質の軒天を用いることで、ファサードにデザイン性と趣きをプラス。
シンプルでシックながら印象的なデザインが目を惹く外観。色のトーンを落とし、落ち着いた雰囲気に仕上げている。
部屋ごとの温度差が少ないため、家の中のどこで過ごしても快適。「一年中居心地がいい。帰りたくなる家だね」とご夫妻はうなずき合った。
高気密高断熱な家は夏涼しく、冬暖かいだけでなく、防音性能も高い。赤ちゃんの泣き声や生活音も漏れにくいので、のびのびと子育てができる。
綺麗好きな奥さまの要望を反映して、 収納スペースをたっぷりと。キッチンの背面にも大容量の大型収納棚を用意。
「『ans』での打ち合わせは笑いのある楽しい現場。通うのが全く苦になりませんでした」と笑顔を見せる奥さま。「実家の両親は住まいづくりの先輩であることに違いはないけれど、その経験は20年近く前のこと。『ans』では最前線に立つプロから、本当に欲しい“今”の住まいづくり事情を得ることができる点も嬉しかった」と心境を語る。 家を建てるために無理な暮らしをするのではなく、今の暮らしを維持しながら家を建てること。お金にも心にも余裕を持ち、住まいづくりを楽しむこと。「『ans』で多くのことを学んだね」と視線を交わすTさんご夫婦。知識を得て、自分たちの優先順位を決めておくことで、住宅会社との打ち合わせでも迷うことが少なくなったという。「『スタイラス八代』で提示された建築模型は、何一つ変更する必要がないほど理想そのもので驚きました。実際に暮らして毎日良さを再確認しています」とご主人。完成したマイホームは、断捨離が趣味という奥さま好みのすっきりとしたデザイン。家の中心には18畳のLDKがあり、子どもたちをあらゆる角度から見守れる。収納スペースも十二分に確保され、ご夫婦それぞれのライフスタイルに合わせた生活動線も考え抜いたもの。「相性の良い住宅会社と出会えたのも『ans』のおかげ。年を取ってもずーっとこの家で過ごしたい」。奥さまのつぶやきが、リビングの日だまりに溶けていった。
LDKと隣り合わせの部屋はフリースペース。現在はプレイマットを敷き、子どもたちのお昼寝グッズやおもちゃを置いている。いずれは間仕切り壁を設置して2つの子ども部屋を作ることも考えている。
玄関には膝の高さのカウンターと洗面ボウルを設けた。カウンターは腰掛けに使えるだけでなく、帰宅した子どもが手を洗う際の足場としても役に立つ。
LDKの正面には小さな中庭を。目隠しフェンスを付けているので住宅街にありながら視線を気にせず過ごすことができる。奥さまは「そのうちプランターで子どもと一緒にプチ家庭菜園を楽しむのもいいかも」とワクワクした表情で教えてくれる。
玄関と同じ空間に手洗い場とシューズクロークがある。扉の向こうは脱衣所と浴室で、「帰宅後すぐにお風呂に入りたい」とのご主人の願望を叶えた間取り。
キッチン背面に設けた収納棚。食器だけでなく食品や日用品のストックを入れてもまだまだ余裕がある大容量タイプ。
初めてお会いした時は、奥さまのお腹が大きかったですね。ansで行った予算決めの時、家族構成の欄にこれから生まれてくるそのお子様の「名前」が、既に記載されていたことを覚えています。出産後の再来店で、初めて出会った小さな赤ちゃんの名を、T様にお尋ねすることなく「Nちゃん」と自分で呼べたのが、ご家族と再び繋がれたことを意味していたようで嬉しかったです。いつも穏やかで優しい笑顔のご夫妻、そのおっとりした雰囲気には本当に癒やされました。ご家族の思いの詰まったカッコいい家が完成して良かったです。