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COLUMN

住まいづくりコラム

2026.2.20
住まいのコラム住宅性能構造・工法間取り・収納

性能重視?デザイン重視?迷ったときの判断基準

家づくりを考え始めると、ほぼ必ずぶつかるテーマがあります。それが「性能を重視するべきか、それともデザインを優先するべきか」という問いです。
「せっかく建てるなら、見た目がおしゃれな家にしたい」
「いやいや、住み心地や光熱費を考えると性能が一番大事でしょう」
住宅展示場を回り、SNSで施工事例を見て、住宅会社のホームページを読み込むほどに、情報は増えていきます。しかしその一方で、「結局どれが正解なの?」と迷いが深くなっていく方も少なくありません。
実際、多くの方がこの二択で悩み、迷い、時には住宅会社選びの判断軸すら見失ってしまいます。営業担当の話を聞くたびに気持ちが揺れ、「あの会社はデザインが素敵だった」「でもあちらは性能数値が高かった」と、決めきれないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。
しかし、本当に「性能」と「デザイン」は対立するものなのでしょうか。どちらかを選べば、どちらかを諦めなければならないものなのでしょうか。
このコラムでは、それぞれの考え方のメリット・デメリットを整理しながら、後悔しない家づくりのヒントをお伝えします。今まさに検討中の方が、自分たちなりの判断基準を持てるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。

目次

  • ・「住宅性能」とは何を指すのか
  • ・性能重視の家がもたらすメリット、デメリット
  • ・デザイン重視の家がもたらすメリット、デメリット
  • ・後悔しないための考え方の順番
  • ・まとめ

 

《 「住宅性能」とは何を指すのか 》

まず、「性能重視」と言ったときの“性能”とは何なのかを整理しておきましょう。

住宅性能には、主に次のような要素が含まれます。
・断熱性能
・気密性能
・耐震性能
・耐久性
・省エネ性能
・遮音性・防音性
・室内環境の快適性(温度差・湿度など)

これらはすべて、日々の暮らしやすさ、そして将来にわたる安心感に直結する要素です。
たとえば断熱性能や気密性能が高い家は、外気温の影響を受けにくく、室内の温度を安定させやすくなります。耐震性能が高ければ、万が一の地震の際にも建物の倒壊リスクを軽減できます。耐久性が高ければ、メンテナンス頻度や将来の修繕費にも大きく影響します。
しかし、これらは外観のように一目で分かるものではありません。住み始めてから初めて「差」を実感することが多いのが特徴です。
また、性能は「数値」で語られることが多いため、難しく感じてしまう方も多いでしょう。UA値、C値、耐震等級、省エネ等級…。聞き慣れない言葉が並ぶと、「なんとなく良さそう」という印象だけで判断してしまいがちです。
だからこそ、性能を検討する際には、「この数値が自分たちの暮らしにどう影響するのか」という視点が大切になります。

《 性能重視の家がもたらすメリット、デメリット 》

①一年中快適に暮らせる
断熱・気密性能が高い家は、夏は涼しく冬は暖かい環境を保ちやすくなります。冷暖房の効きも良く、家全体の温度差が少ないため、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。
「冬の朝、布団から出るのがつらくない」
「廊下やトイレに行くとき寒さに身構えなくていい」
こうした日常の小さな快適さは、住み続けるほどに価値を実感するものです。特に小さなお子さまや高齢のご家族がいる場合、温度差の少ない住環境は健康面でも大きな安心材料になります。

②光熱費を抑えられる
高性能な家は冷暖房効率が高いため、毎月の光熱費を抑えやすくなります。建築時のコストはやや高くなるケースもありますが、長期的に見ればトータルコストが下がる可能性もあります。
家は「建てた瞬間がゴール」ではなく、「住み続ける時間」が本番です。30年、40年と暮らす中でのランニングコストを考える視点は、とても重要です。

③将来にわたる安心感がある
耐震性や耐久性に優れた家は、災害時の安心感が違います。また、性能がしっかりしている家は資産価値の維持にも影響することがあります。
ライフステージが変わっても、快適性が保たれる家は、住み替えの必要性を減らすことにもつながります。

一方で、性能を最優先にした家づくりには注意点もあります。
数値やスペックの比較に意識が向きすぎると、「暮らしのイメージ」が置き去りになってしまうことがあります。完成してみたら「確かに快適だけど、なんだか味気ない」と感じてしまうケースもあります。
また、性能向上のための仕様追加が重なり、予算オーバーになる可能性もあります。何をどこまで求めるのか、優先順位を整理することが欠かせません。

《 デザイン重視の家がもたらすメリット、デメリット 》

では次に、「デザイン重視」のお家について考えてみましょう。

①「好き」に囲まれた暮らしができる
美しい外観、統一感のあるインテリア、こだわりの素材や照明。デザイン性の高い家は、帰宅するたびに気分を上げてくれます。
「この家が好き」と心から思えることは、暮らしの満足度を大きく左右します。
毎日過ごす場所だからこそ、視覚的な心地よさや空間の雰囲気は無視できません。

②来客時の満足感・誇らしさ
友人や家族を招いたときに「素敵だね」と言われる喜び。自分たちの価値観が形になった家は、誇らしさを感じさせてくれます。
家は単なる建物ではなく、暮らしの象徴でもあります。

③暮らし方のイメージが広がる
デザインから考えることで、「こんなダイニングで食事がしたい」「こんなリビングでくつろぎたい」と、具体的な暮らしのイメージが膨らみます。
これは家づくりにおいて、とても大切なプロセスです。

ただし、デザインだけを優先すると、次のような後悔につながる可能性もあります。
・冬に寒く、夏に暑い
・光熱費が想像以上にかかる
・掃除やメンテナンスが大変
・住んでみたら動線が悪かった

「見た目は理想通りだけど、住みにくい」
これは、デザイン重視で家づくりを進めた方が後から感じやすいポイントです。写真映えする空間と、日々の使いやすさは必ずしも一致しません。

《 後悔しないための考え方の順番 》

ここまで読むと、「結局どちらを選べばいいの?」と思われるかもしれません。
しかし、答えは意外とシンプルです。性能とデザインは、どちらかを諦めるものではありません。
性能は暮らしの“土台”、デザインは暮らしの“表情”。
土台が弱ければ、どんなに美しい家でも長く快適には住めません。逆に、土台がしっかりしていても、好きになれない家では心が満たされません。

おすすめしたいのは、次の順番で考えることです。
①最低限、譲れない性能レベルを決める
②その性能を満たした上で、デザインを考える

性能は「後から変えにくいもの」、デザインは「工夫次第で調整できるもの」。
この違いを理解しておくだけで、判断はぐっと整理されます。まずは家族で「何を守りたいのか」「どんな暮らしを送りたいのか」を話し合い、基準を共有することが大切です。

《 まとめ 》

家づくりに、絶対的な正解はありません。家族構成、働き方、価値観、将来設計。何を大切にするかによって、最適なバランスは変わります。
性能重視か、デザイン重視か。その答えは、「どんな暮らしをしたいか」を突き詰めた先にあります。
どちらを重視するかで悩むのは、それだけ家づくりを真剣に考えている証拠です。
ただ、その悩みの多くは、「情報が多すぎて整理できない」「何を基準に判断すればいいのか分からない」ことから生まれています。
住まいづくりの出発店ans(アンズ)は、家を「売る場所」ではなく、家づくりを考え始めるための場所。性能の話も、デザインの話も、専門用語を並べるのではなく、「自分たちの暮らしにどう関係するのか」という視点で整理します。
まだ何も決まっていなくても大丈夫!ハウスメーカーや工務店を決めていなくても構いません。
「性能とデザイン、どう考えたらいい?」「自分たちにはどんな家が合っている?」
そんな素朴な疑問を、安心して話せる場所。それが、住まいづくりの出発店ansです。
後悔しない家づくりのために。まずは“考えるところ”から、一緒に始めてみませんか?