賃貸アパートに住んでいたIさん。ご主人は長男が小学校に入る頃に建てればいいと考えていたけれど、新築した友人にインスパイアされた奥さまは今すぐにでも家を建てたくなった。でも今の自分たちの知識では満足する家を建てられないのではと不安になり、『ans』を訪ねた。
「家族でお出かけしてもすぐ、“ママ、早くおうちに帰ろうよ”って言うんです。息子は本当にこの家が大好きで、それだけでも新築してよかったなぁと思っています」と微笑む奥さま。ご夫妻はともに29歳で、同じ大学の同級生。結婚してしばらくはアパート暮らしだった。ご主人は新築するのはまだ早いと思っていたけれど、奥さまの友人が家を建て始めたのを機に、自分たちも子どもが保育園に入る前までには新築したいと思うようになった。さっそく建売住宅を見に行ったものの、何が良くて、悪いのか判断できず、今のままでは家づくりの知識が足りなさ過ぎると痛感したそう。そんなとき、奥さまが『ans』のテレビCMを見てすぐアクセス。7つある勉強会の内、土地・資金・価格・性能・構造・間取りの6つに夫婦揃って出席した。「時間をかけずに家づくりの知識と判断力が身についたので、とても役立ちました」。それからは、もともと勉強好きのご主人が熱心に家づくりについて調べるようになった。「勉強会の最後に質疑応答の時間があるのですが、僕と講師のやりとりを『ans』の鈴木さんが熱心にメモしていたんです。情報を共有してくれているんだと知って安心できました」ご主人。性能を重視したいというIさんにふさわしい住宅会社を『ans』から数社紹介され、生涯のパートナーとなる『第一伊藤建設』と出会うことができた。
フローリングは無垢の浮造り加工で、メンテナンスも楽々。微かな凹凸感が足裏を心地よく刺激する。角地のメリットを活かし、吹抜けの高窓からたっぷりの光を取り入れている。
ナチュラル&モダンなテイストでコーディネートしたLDK。木目の下がり天井はモデルハウスを参考に取り入れた。造作のキッチンカウンターは子どものスタディコーナーに。
A君は家で遊ぶのが大好き。夏も冬も素足で家中を走り回る。
キッチンカウンターの一枚板のタモ材は、製材業を営むご主人のお父さまからの新築祝い。
家の断熱性、気密性がとても高いので、外に出て温度差に驚き、慌てて上着を取りに戻ることも。
全館空調システムを導入したことで、24時間365日、家中どこにいても温度差がなく、快適に暮らすことができる。また24時間全熱交換型換気システムにより、花粉や埃をカットしつつ、常にきれいな空気が家中を循環する。
『第一伊藤建設』の伊藤さんと何度も打ち合わせを重ねて完成した住まいは、日当たりも風通しも抜群。48坪という限られた敷地を有効に使うため、廊下などの無駄な空間をできるだけ省き、吹抜けの大空間リビングを採用したことで明るさと開放感が生まれた。カフェスタイルのオープンキッチンは、ご主人も料理に参加するので、ワークスペースを広めに。また、奥さまが育休から仕事に復帰した時のライフスタイルを想定し、玄関からサニタリー、LDKへと行き止まりなしでアクセスできる動線や適量適所の収納を確保した。帰宅後の家事時間を短縮して、その分、家族団らんの時間が増えるような間取りになっている。ご夫妻が最優先テーマに挙げていた性能面では、ご主人が人一倍寒がりということで、エアコン一台で家中の温度が一定になる全館空調システムを導入。さらに、トリプルサッシの窓ガラスを採用したことで、結露しないのはもちろん、外の騒音が全く聞こえないほど静かな住環境を実現した。「平面図だけでなく、3Dで作成された室内をバーチャル体験することができたので完成後をイメージしやすかったですね。施工が始まってからも修正に応じてもらえたのも良かったです。家は3回建てないと納得できないと言いますが、僕たちは1回で満足しました。不満や後悔が全くありません」と笑顔で話すご主人。ご夫妻ともに満足度が高すぎて、幸せのお裾分けをしたいと、これから新築を検討する友人を『ans』に紹介してくれている。
リビングと隣接する畳コーナーは、子どもを昼寝させたり、洗濯物をたたんだり、多用途に使えて便利。収納も充実している。
長期に渡って汚れにくい外壁を採用。赤いポストがアクセントに。
「懐かしいね~」と家づくりの資料を振り返るご夫妻。雑誌を切り抜いたスクラップも膨大な量にのぼった。
家族がリビング、和室、庭、2階のどこにいてもわかる場所にキッチンを配置。A君の成長とともに、一枚板のカウンターも熟成し、家族の思い出を刻んでいく。
天気のいい休日は、庭にテーブルと椅子を出してブランチを囲むことも。フェンスで外からの視線を遮りながら、BBQや子どもプールも楽しめる。1階も2階も軒を深くして、夏の直射日光をカットし、冬は室内の奥まで光を招き入れる。
外からは想像もつかない、ダイナミックな吹抜けのリビング。階段下のおこもりスペースは、A君の絵本やお仕度道具を収納するための場所。奥さまと大工さんが施工現場で入念に打ち合わせを行い、角度や幅をミリ単位まで調整した結果、イメージ通りのかわいい空間に仕上がった。
勉強会では講師に質問されたりと、勉強熱心なお姿が印象的だったIさんご夫婦。家づくりにおいてたくさんある選択肢の中から、「本当に必要なものは何か?」をansの勉強会からどんどん吸収し、それを活かすことで理想の住まいを叶えられたように思います。
「家を建てた後もお付き合いしていきたい」と大変嬉しいお言葉をいただきました。今後も、何かあったら気軽に相談していただける存在でありたいと思います。