「子どもができる前に」と結婚から間もなくして住まいづくりの準備を開始。奥さまの実家へ行き来しやすいインターチェンジに近く、静かな環境の土地が見つかった。ご主人と奥さま、引越し前から共に暮らす犬6歳と猫3歳の2人&2匹家族。秋には第一子を出産予定。
レンガ調の壁に三角屋根をのせた瀟洒な佇まいが青空に映える。若々しい草木が芽吹き出した庭を歩いて行くと、ウッドデッキのサッシ越しに小さな視線が。じっとこちらを見つめていたのは、Tさん夫妻が生活を共にしている"コメ"。捨て猫だった頃からみるみる成長し、3歳となった今では体格も度胸も6歳のダックスフンド"チョコ"を上回っている。「この子たちから、いつも笑顔をもらっています」と奥さま。以前は「ペット可」の賃貸住宅に住んでいたものの、家賃が高くて「このまま払い続けるなら家のローンに回したほうが得策」との結論に。将来、子どもができることを見据えて結婚から1カ月ほどで『ans』の勉強会を訪れた。「マニュアル人間なので住まいづくりのことをしっかり学びたくて」と笑うご主人は、勉強会で得た知識をもとに予算やこだわる部分を突き詰め、条件と合致した『東宝ホーム』へ依頼。自然が身近にある閑静な住宅街、しかも南向きという好条件の立地が運良く見つかり、夢実現への一歩を踏み出した。理想として掲げたのは「陽を取り込んだ明るい家」で「ペットと快適に」暮らせて、「年齢を重ねても住みやすい」こと。これらの願いに応えようと、『東宝ホーム』では幅広い選択肢を用意して一つひとつのこだわりをクリア。カタログをひたすら開いてはインテリアコーディネーターと相談を重ね、イメージを形にしていった。
一直線に繋がる水まわり動線で、家事はストレスフリー。
白壁に映える"エコカラット"が臭いや湿気を吸い取ってくれる。
2階の手すりが猫お気に入りの"キャットウォーク"に。
犬猫たちが自由に歩き回れるよう、メインルームや廊下は傷つきにくいフローリングに。
犬用の部屋を階段下に。犬の出入り口と窓やイオン発生機まで付いた快適空間。
奥さまの祖父が造作してくれたウッドデッキで憩いのひととき。
掲げた3つの望みは、すべて叶えることができた。壁も天井もすがすがしい「白」で統一し、上下の大きな窓から光と風をたっぷり取り込める吹き抜けは、まさに奥さまのイメージ通り。階段下のスペースを生かして愛犬の部屋を設け、猫は2階廊下の手すりやベランダから気ままに外を眺めるのがお気に入り。奥さまの願いを尊重した優しいご主人が唯一、こだわりを主張したのが趣味の部屋で、大好きなDVD鑑賞や読書にふけってリフレッシュしている。「色、材質、仕様と、こだわったぶんだけ決めていくのに時間はかかりましたが、そのぶん毎日の暮らしが快適になり、幸せを感じています」とご夫妻。陽だまりのようなソファで犬猫と戯れ、夜はライトアップされた樹木を眺めながら夫婦でくつろぐひととき。今年秋には待望の第一子出産を控え、「生まれてくる子どもが遊べるようウッドデッキやガーデンにも手をかけていきたい」と嬉しそうに夫妻は語る。ふたりの楽しい住まいづくりは、まだまだ継続中だ。
ご主人がこだわった"趣味の隠れ家"は、男らしいシックな色調でまとめた別空間。
吹き抜けから2階寝室へと明かりをもたらす窓。カーテンは猫モチーフ。
天井に室内物干しが付いた和室。洗濯物をたたんだり、赤ちゃんを寝かせたりと重宝しそう。
2階のベランダで外を眺めながら語り合うのが、夫妻にとってかけがえのないひととき。
「飽きのこないデザインを」と三角屋根の洋館風に。
吹き抜けにしたことで2階との一体感が生まれ、「白」が空間に広がりを持たせる。
ご提案した中からお二人の希望を叶えてくれる住宅会社さんに出合われたことをとても嬉しく感じています。ペットとこれから生まれてくるお子様と、素敵な日々を送られることを楽しみにされているご夫婦の姿が印象的でした。