ともに県外出身のKさん夫婦。奥さまは早く新築したかったけれど、ご主人は家づくりの知識がないまま住宅会社を訪ねることに不安を感じていた。そんなとき、会社の同僚に『ans』を紹介されて勉強会に参加。そこで得た知識が満足度の高い家づくりに結びついた。
結婚したら家を建てるのが自然の流れだと思い、早くマイホームが欲しいと望んでいた奥さま。一方、ご主人は家づくりに関して無関心で、ずっとアパート暮らしでもいいとさえ思っていたそう。「家づくりの知識を持たないまま住宅会社に行くことに抵抗があって。田舎に実家はあるし、新築するとなると費用も相当かかるので、まだ無理だと思い込んでいました」と語る。そんなとき、先に新築した同僚から「『ans』に話だけでも聞きに行ってみたら?」と勧められ、資金・性能・価格・土地・間取りなどすべての勉強会に出席。「話を聞いて、これなら自分たちでも家を建てられると確信しました」と話すご主人は、いつしか奥さまよりも新築に前向きになっていた。勉強会が終わったところで、予算決めを行い、住宅会社を選ぶことに。「かっこいい外観とバイクガレージが欲しい」という要望をもとに、『ans』が複数の住宅会社を紹介。ご夫妻が最終的に選んだのは、デザインと性能が両立した家づくりを追求する会社だった。「南畑さんが中立な立場から、私たちのライフスタイルと予算に合う会社だけを紹介してくれたのでロスがなく、効率的に進めることができました。『ans』にお願いして良かったです」とほほ笑む奥さま。『ans』と二人三脚で家づくりの基礎知識と判断力を身につけたことが、スムーズで間違いのない住宅会社選びにつながった。
中庭からたっぷりの光と風を招き入れるダイニングキッチン。アイランドキッチンは奥さまのお気に入り。無垢の一枚板のダイニングテーブルはオーダーメイドで、奥さまのお母様からの新築祝いとして高知県から運んできた。
庭のある暮らしに憧れていたKさんご夫妻。週に一度は庭でBBQを楽しんでいる。ご主人が自分で買ってきたレンガを積み上げてオリジナルのグリルを作った。ここでBBQを楽しむために遊びに来る友達も多いそう。
7.5畳のインナーバイクガレージ。ご主人は仕事から帰ってくると、必ずガレージを見てから玄関に向かうほど気に入っている。
最近つかまり立ちを始めた長女のIちゃん。無垢のオーク材の肌触りが気持ちよくて、冬でも素足で過ごしている。
庭に面したL字型のLDK。天井まで届く大きな窓が外と中をつなぎ、やわらかな光と風が家中を行き渡る。新築から1年経って、無垢の床が少しずつ艶を増してきた。
キッチンからバックヤードの洗面室、ランドリールーム、浴室へとつながる家事ラク動線が共働き夫婦の時短に貢献。
当初は、70坪以上の土地を購入して平屋を建てるつもりだったKさん。運よく、120坪の土地をリーズナブルな価格で購入することができた。ただ、周囲に高層階の建物が多く、平屋を建てると上から覗かれる心配が。そこで、建物をL字型に配置することで目線を遮りつつ、光と風を取り入れる2階建てを建てることに決まった。ご主人が絶対に譲れなかったのは、3台のバイクを格納できるインナーガレージ。「ガレージを作らないなら新築はしない」とまで宣言し、ついに夢をカタチに。地鎮祭で現場を見た時、リビングが思ったより狭く感じられて、「ガレージが広すぎるからこうなったのよ」と奥さまから責められると焦ったものの、実際にはリビングも十分な広さを確保することができた。暮らしの中心となるLDKは、リビングとダイニングキッチンが緩やかにゾーニングされ、大きな窓から庭へと目線が抜けていく。また、営業の仕事をしながら家事・子育てに追われる奥さまのために、キッチンのバックヤードに水回りを集約し、時短動線を叶えた。ご夫妻共通の夢でもあった庭では、外からの目線を気にすることなく、BBQや子どものプール遊びを楽しめる。まだまだ余裕のある広い庭は、これから子どもの砂場を作ったり、食育のための家庭菜園を作ったり、自分たちで少しずつアップデートしていく予定だ。新築から1年経っても、『ans』に時々遊びに行くというKさん。作り手と住まい手の関係を超えたフレンドリーなお付き合いが、これから先もずっと続いていく。
『ans』の家づくり勉強会に参加してメモした内容を丁寧にスクラップ。几帳面できれいが好きなご主人の人柄が伝わってくる。「時々こうして読み返してみると、感慨深いものがありますね(笑)」。
ホテルライクなテイストに仕上げた洗面室。脱衣室と分けたことで混雑を解消。メイクもできるようなワイドな鏡を採用。ハイサイドライトからの光が北面とは思えないほどの明るさをもたらす。
外からの目線が気にならないよう、プライバシーを重視した玄関。かわいいアプローチがが印象的。
建物をL字型に配置したことで、外からの目線を遮りながら、開放的に過ごせるプライベートガーデンが生まれた。ウッドデッキもL字型に造作。太陽と青空のもと、庭でBBQや子どもプールなど、豊かなおうち時間を目一杯楽しむことができる。
庭の景色を眺めながら料理ができるキッチンは、自然にテンションが上がる。リビングとつながりを持たせながら緩やかにゾーニングされているので、生活にメリハリがつく。天井まで届く窓は標準仕様で、空間が広く感じられる。
グレーのガルバリウムと緑の庭のコントラストが美しい外観。2階をコンパクトに抑え、家族がなるべく1階で過ごすように設計されている。
Kさんご夫妻は私にとって初めての年下のお客様だったので、弟や妹のような感覚で楽しくご提案させていただきました。家づくりを楽しんでほしい、満足する家を建ててほしいと、いつも以上に情が入ってしまいました(笑)。勉強会は全ての講座に出席され、ご主人が熱心にメモをとってファイリングされていたのが印象に残っています。新築後も仲良くさせていただき、かわいいお子さんが私の子どもと同じ年なので、今は子育ての話で盛り上がっています。