COLUMN
住まいづくりコラム
浜松市で住宅ローンを取り扱う地銀は?種類や特徴を比較!
浜松市で住宅ローンを借りたいけど、どんな金融機関があるのか、金利はどうなのか、迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
住宅ローンを扱う金融機関には、信用金庫や銀行などさまざまなところがあります。
ネット銀行やメガバンクなどもありますが、今回は対面での相談ができる地銀の住宅ローンについて解説していきます。
浜松市で住宅ローンを扱う地銀を紹介しますので、住宅の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- ・住宅ローンを取り扱う金融機関
- ・住宅ローンを組むための手順
- ・住宅ローンを組む際の注意点
- ・団信について
- ・まとめ
《 住宅ローンを取り扱う金融機関 》
1.静岡銀行
静岡銀行は、住宅ローン利用者数が最も多い銀行です。
静岡県以外でも営業しており、幅広く対応することができます。
一部の営業所では、土日も住宅ローンの相談ができ、申し込みも可能です。
新規借入時は借入当初の金利を低く抑えられる「住宅新時代」と、固定・変動を自由に切り替えられるだけでなく、完済まで金利が割引になる「カスタムFLEX」などがあります。
そのほか、借り替え専用の住宅ローンであるスイッチホーム、フラット35の取り扱いもあります。
参照:静岡銀行
2.浜松いわた信用金庫
浜松いわた信用金庫は、浜松市を中心としたエリアに対応した信用金庫です。
住宅ローンの相談は、夢おいプラザ浜松と夢おいプラザ磐田の2店舗で実施。
土日も専門スタッフに相談に乗ってもらえるほか、電話でも相談可能です。
住宅ローンは、固定変動ミックス型、変動金利型、フラット35、超長期固定金利型住宅ローンなどがあり、幅広い状況に応じて選択できるのが魅力的な点の一つです。
また、浜松いわた信用金庫で住宅ローンを利用するとポイントが貯まり「えんてつポイント」か「杏林堂ポイント」のどちらかに付与できるのもお得なポイントです。
参照:浜松いわた信用金庫
3.遠州信用金庫
遠州信用金庫は、浜松市・湖西市・磐田市で展開している信用金庫です。
住宅ローンは、特別金利住宅ローン、リフレッシュホームローン、無担保住宅ローン、フラット35などがあります。
住宅ローンの種類が豊富で、ライフスタイルに合ったプランを選ぶ事ができます。
変動金利か固定金利かを選べるのも自由度が高く、嬉しい点です。
遠州信用金庫の団信は、金利の上乗せなしで加入できるがん保障特約付団信と、就業不能団信に3大疾病団信がセットになったフルサポート団信があります。
参照:遠州信用金庫
4.スルガ銀行
スルガ銀行は、静岡県沼津市に本店を置き、静岡県内では静岡銀行に次ぐ地方銀行です。
住宅ローンは勤続年数や所得による申し込み制限がなく、最大4億円という大型プランにも利用できます。
手数料が11万円均一であり、手持ち資金が少なくても借りられるのが特徴です。
住宅ローンは、スーパーホームローンシリーズ(ワイド・プレミアム)、変動金利型、固定金利型などがあります。
そのほか、フラット35も取り扱いがあります。
参照:スルガ銀行
5.JAとぴあ浜松
JAとぴあ浜松とは、浜松市に拠点を置く総合農業協同組合です。
信用・共済・営農など、社会と関係した事業を数多く展開しています。
JAとぴあ浜松では独自の住宅ローンを提供しています。
さらに、いつでも変動制と固定制を変更することができる「変動固定ミックス型住宅ローン」を展開し、ローンについて相談できるローンセンターは土日も営業しているので、忙しい方にはぴったりです。
参照:JAとぴあ浜松
6.静岡ろうきん
静岡ろうきんでは、会員と会員以外で内容や割引が異なります。
会員になると充実したプランが増え、お得に住宅ローンを借りる事ができます。
また、住宅ローンの保証料が0円なのも魅力的です。
一部の住宅ローンはWEB上で完結することができ、いつでもどこでも場所や時間を選ばず申し込む事ができます。
参照:静岡ろうきん
《 住宅ローンを組むための手順 》
住宅ローンの契約までの流れとともに、必要な書類なども解説します。
①住宅ローンを利用する金融機関を決める
新築を建てる場合には、ハウスメーカーなどから提携している金融機関を紹介されるケースがありますが、ご自身で選ぶことも可能です。
②住宅ローンの事前審査の申込みをする
本審査前に、住宅ローンの申込者の収入や購入予定物件の金額に対する自己資金の割合など、金融機関により定められた項目について情報の申告を行います。
事前審査の結果は、おおよそ3日〜1週間程度で結果が知らされます。
■事前審査に必要な書類
・本人確認書類:運転免許証、パスポート、健康保険証など
・収入証明書類:給与所得者は源泉徴収票、課税証明書など
自営業者や個人事業主は過去3年分の確定申告書および付表の写し
法人代表者は決算報告書(前3期分)
・物件確認書類:購入予定物件の販売図面、物件概要書、価格表など
③本審査を行う
事前審査より細かな項目について、金融機関に申告するため、審査機関は1〜2週間程度かかることが多くあります。
事前審査で承認されても本審査で謝絶されるケースもあるため、注意しましょう。
また、事前審査よりも用意すべき書類が増えます。
公的機関が発行する書類によっては「発行後3ヵ月以内」などの制限があるものもあるため、有効期限などを細かくチェックしておきましょう。
■本審査に必要な書類
・金融機関が定めた金銭消費貸借契約書、抵当権設定契約書
保証会社を利用する場合は保証委託契約書が必要
・本人確認書類:運転免許証、パスポート、健康保険証など
住民票(世帯全員分、続柄記載あり)
・収入証明書類:給与所得者は源泉徴収票、課税証明書など
自営業者や個人事業主は過去3年分の確定申告書および付表の写し
法人代表者は決算報告書(前3期分)
・物件確認書類:不動産売買契約書、重要事項説明書、工事請負契約書、
建築確認申請書、建築確認済証、登記事項証明書、公図、
地積測量図など
④住宅ローン契約を交わす
売主・買主・金融機関で融資実行日を調整して行います。
金融機関の窓口が営業している平日に行われるのが一般的で、実印・金融機関の届出印が必要になります。
⑤融資実行
物件の購入資金が申込者の口座に振り込まれて「融資実行」となります。
融資実行日と住宅購入代金の決済日は同じ日に設定されるケースが多いです。
住宅ローンの金利は契約時のものではなく、この決済時の金利が適用されることになります。
《 住宅ローンを組む際の注意点 》
①金利のタイプ
住宅ローンを返済するとき、金利によって返済額は変動します。
金利は、「変動型」「全期間固定型」「固定期間選択型」の3つの種類があります。
変動型は、市場の金利の動きに合わせて見直しができるタイプ。
全期間固定型は、借入時から完済まで金利が変動しないタイプ。
金利の固定期間を3年や5年、10年などから選択し、その期間終了後に変動型か固定期間を選べるのが、固定期間選択型です。
金利の種類は、現在の金利だけでなく将来を見越して選択するとともに、返済期間や返済額を考慮し選ぶと良いでしょう。
②諸費用が発生する
住宅ローンを利用する際には、金融機関に支払う融資手数料やハウスメーカーなどに手続きを代行してもらう場合に発生する手数料、火災保険料、団体信用生命保険料など、さまざまな費用が発生します。
一部は金利に上乗せされているケースもあるため、確認しておきましょう。
《 団信(団体信用生命保険)について 》
団信とは、住宅ローンの返済中に、契約者がケガや病気、死亡などにより住宅ローンの返済ができなくなった場合、住宅ローンの残高を生命保険会社が支払ってくれる仕組みです。
一般的には、住宅ローンの借入が開始されてからは加入できず、借入時や借換えをするときにのみ契約できます。
一部の商品では、借入後に加入できるものもありますが、健康状態によっては加入できないこともあるので、契約時には慎重に検討しましょう。
《 まとめ 》
今回は浜松市で利用できる、住宅ローンと取り扱う地銀についてご紹介しました。
住宅ローンは家を建てる上で、非常に重要な資金です。
長期にわたり返済しなければならないので、住宅ローンを選ぶ際は慎重に検討しましょう。
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