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連日の株価暴落・・・

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

いやはや、世の中すごい状況になってきましたね。不倫問題じゃないですよ。

株価です。

今日(2月12日)の終値は15,000円割れの14,952円。前営業日比760円安です。

休み前の10日に900円以上も下がりました(←これも驚愕すべき下がり幅)から、今日は反発するかと思いきや、さらに760円安ですからね。

為替も110円台目前です。

なぜこんなことになっているのでしょう。

原油価格は一段と下がって中東マネーは収縮するし、ドイツ銀行は信用不安説が流れるし、信用不安の真っただ中にある中国市場は春節でお休みですよ。

もう色々な要因が重なり過ぎてなんとも言えませんが、今週の一番はアメリカでしょうか。今、世界で唯一調子が良いアメリカ経済が、実は減速しているのではないか?という懸念が広がったことですかね。イエレンFRB議長も(景気減速懸念から)利上げペースを見直すと発言しました。

悪いことが重なりすぎましたね。リスクを嫌った投資マネーが株を売って、比較的安全だと言われる円や日本の債券が買われているようです。

私、前回ここで「マイナス金利にしたことで円安の流れになるから、それに伴って株価も戻ってくるでしょう」と書きましたが・・・

大ハズレでしたね。(すみません・・・)

 

でも理屈上はそうなるはずだったのです。ちなみに今回のこの流れは日銀が行ったマイナス金利の政策とはほぼ関係がないですからね。昨日もテレビのニュース番組で、今回の円安進行と株価下落が日銀の失策かのように解説していましたが、マイナス金利にしようがしまいが多分こうなっていたと思います。むしろもっとひどかったかもしれません。

今世界で起こっていることは、日銀がちょこちょとと何をしようが関係ないくらいの大きなパワーがありますから。

何でもかんでも政府や日銀のせいにしようとするのは物事の本質を見誤ることにもなりかねませんから、気を付けたいですね。

とりあえず来週月曜日、春節明けの中国市場がどうなるかは注目ですね。

 

それにしても最近振れ幅が大きすぎです。世界的金融緩和で生まれた大量の余剰マネーが、コンピュータ制御で自動トレーディングされているからこうなるのでしょうね。

ちょっと前は日経平均が300円くらい落ちたら大騒ぎでしたけどね。今や誰も驚かない・・・。

 

 

マイナス金利の狙いと影響とは?

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

今回、日銀が実施したマイナス金利についてメルマガに書きましたので転載します。

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『マイナス金利の狙いと影響とは?』(ハッピーリッチメルマガ 2016年2月2日)

 

■日銀が実施したマイナス金利の狙いとは?

先週末に金融市場では大きなニュースがありましたね。そう「マイナス金利」です。

「マイナス金利」ってなじみがないワードですよね。

普通は当然「プラス金利」です。預金をすれば金利相当分の利息がもらえます。借入をすれば金利相当分の利息を支払います。

それが「マイナス金利」になると、預金をするとお金を支払わないといけません。借入をすると逆にお金がもらえます。

変な感じですね。

このニュースを聞いて「これでは預金が減ってしまう!」と慌てたお年寄りがいた、といかいう話もありましたが、今回のマイナス金利導入で直ちに預金が減ったり、ローン利息がなくなったりすることはありません。今回のマイナス金利は「銀行の銀行」である日本銀行に民間銀行が置いている当座預金に対して適用されます。狙いは民間銀行が日銀に預けたままにしているお金をもっと民間企業への融資や住宅ローンに振り向けて、世の中にお金を回して経済を活性化させましょう、ということですね。

■マイナス金利、さてその影響は?

半年ほど前にもここで金融緩和とマイナス金利について書きました。

「さらなる金融緩和は有効か?」(ハッピーリッチメルマガ 2015年9月29日)

少し引用します。

『日銀当座預金の残高は金融緩和のお蔭で2015年8月末でなんと231兆円にもなっています。前年同月比52%もの増加です。民間銀行が日銀においておかないといけない「法定準備預金」というのがありますが、それは全体合計でだいたい8.7兆円くらい。残りの222兆円くらいは世の中に出してもらいたいのに出て行っていないお金ということになります。(中略)

EUはすでにマイナス金利です。ECB(欧州中央銀行)は余っている当座預金残高に対して金利を徴収するという政策をとっています。これだと銀行はお金を使う方向に向かいますよね。しかし、日銀の当座預金には0.1%のプラス金利が付いています。これだとEUとは違って貸し出しに対する強烈なモチベーションはかからないですよね。』

・・・と、このように書きました。

これまでは当座預金に0.1%のプラス金利でしたが、これからはEUと同様に0.1%のマイナス金利をつけることになるわけです。

 

日本経済はなかなかデフレから完全に脱却することができません。年初からは中国人民元安や原油安などでリスクを嫌うマネーが円に向かったことで円高になってしまいました。本来なら米国が利上げに向かっているのですから円安ドル高になるはずだったのに・・・。

おかげで企業業績の先行きも不透明になってしまい株価も下がりました。

これが今回のマイナス金利の導入でまた円安の流れに戻りました。それに応じて株価も戻ってくることと思います。

ただ、日銀当座預金をマイナス金利にすると民間銀行の収益が圧迫されるのではないか?、という懸念から金融機関の株価が下落しました。しかし、実はマイナス金利はこれまでの日銀当座預金のすべてに適用するのではなくて、これから積み増す部分に対して段階的に適用していくようです。だからすぐに銀行経営に悪影響が出るわけでもなさそうです。

つまり、実は今回のマイナス金利の導入はそれほど実体経済に強い影響を与えるわけではないのです。ただアナウンス効果は絶大でしたね。

日銀の「デフレから脱却するまで金融緩和はやめない!」という強い意志が感じられました。なにより「マイナス金利」という日本の金融史上はじめてのワードが鮮烈でしたね。

 

結局、景気回復のためには民間銀行がお金を市場に出す行動に出ないと今の状況は変わらないわけです。ただし今銀行は「貸したいけど貸すところがない」という状況です。企業はまだまだ積極的な事業拡大には慎重で、雇用も、賃上げも、設備投資も、在庫積み増しも、恐る恐るやっています。

今回のマイナス金利は近いうちに預金金利や貸出金利の低下につながると思います。そうなった時に消費や投資が増えるか、日銀当座預金の残高が積み上がらずに、民間銀行の貸出残高が増えるかどうか。その時にはじめて今回のマイナス金利導入がうまく機能したかどうかということが評価されるでしょう。

 

■住宅ローンはすでにマイナス金利?

ところで…、
実は住宅ローンはすでにちょっと前から実質的にほぼマイナス金利になっているのはご存知でしたか?

・・・というと驚かれるかもしれませんね。正確に言うと「借りる人の条件次第で当初10年間だけ」ですけれども、住宅ローンで支払う利息よりも多くのお金が家計に戻ってくる場合があります。

はい、それは「住宅ローン控除」とか「すまい給付金」といった住宅購入支援の仕組みのことですね。

 

今、住宅ローン金利は大変は低金利です。変動金利だとネット系金融機関などでは0.5%~0.8%くらい。10年固定金利でも1%前後ですから、当初10年間の平均金利が1%を切ってもおかしくはありません。そして「住宅ローン控除」は当初10年間、住宅ローン残高の1%を上限として支払っている税金が戻ってきます。

 

計算してみましょう。

例えば、年収600万円の人が、3,500万円の住宅ローンを30年借りたとします。そして当初10年間の平均金利が0.9%だったとしましょう。

そうしますと、当初10年間のローン利息の支払い総額は約268万円です。

一方、住宅ローン控除で戻ってくる還付金は約292万円です。

差し引き24万円のプラスですね。

 

これは住宅ローン控除が適用される当初10年間だけですし、還付金(支払っている所得税・地方税の戻り)は収入額によって変わります。あくまで条件次第ですので「今すべての住宅ローンはマイナス金利」というわけではありません。でもそれくらい異次元な状況にあることは間違いありません。

今回のマイナス金利の影響で、昨日(平成28年2月1日)、長期金利(新発10年物国債)が史上最低の0.05%をつけました。おそらく近々、住宅ローン金利もさらに下がって過去最低水準を更新すると思います。

「ローンは銀行に支払う金利がもったいないから嫌だ」という人は少なくありません。でも今なら利息負担は限りなくゼロに近いくらいです。金利動向含めて、住宅購入を検討されている方にとっては気になりますね。

今後も要注視!です。

 

 

おめでとう!U23日本代表

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

今日は個人的な趣味の話ですが…

いや~やりましたね。サッカーU23 の日本代表ですよ。

見事に6回連続でオリンピック出場権を獲得しました。全国のサッカーファンの皆さん、おめでとうございました!

昨晩もしびれる試合でしたね。仕事が終わって家に帰り着き、テレビをつけた時にちょうど久保君が一点目を決めました。いきなり盛り上がりましたが、すぐにセットプレーで追いつかれます。その後は1-1のまま一進一退でしたが、どちらかというと押し込まれる時間帯が多く、日本は何とかしのいでいるような感じでしたね。

後半もアディショナルタイムに入って、「こりゃ延長かな~」と思っていたら、原川君の見事なミドルがズドーン!

「うおー!!」

深夜でしたが思わず絶叫してしまいました。それほど劇的なゴールでした。(ちょっと涙が出ました)

私、今京都に自宅がありまして、実はもう10年以上になりますが、Jリーグの京都サンガFCをひそやかに応援しています。

昨晩ゴールを決めた久保も原川も京都サンガの下部組織出身で、彼らが幼い頃(←高校生くらいの時からですけど)からずっと成長を見続けてきました。

2人ともJリーグデビュー戦は西京極で観ていましたから、昨日は何か成長した息子たちが活躍してくれたみたいでとにかく嬉しかったのです。

京都サンガは今年もJ2です。いい選手がどんどんサンガから巣立っていくのがもはや伝統になりつつあります。サポとしてはとても寂しいのですが、サンガ出身の彼らが世界の舞台で活躍してくれているのを見るのはとても嬉しいことです。

久保君も原川君も(あとキーパーの控えで杉本君というのもいます)是非オリンピックで大活躍してほしいですね。そしてそのまま本当の日本代表になってもらいたいものです。

その時はまた『俺は彼らがこんな頃(←手の位置は低め)から知っているんだ』と自慢すると思います。

がんばれニッポン!

 

今年は吉?それとも凶?

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

今日は引きが悪い私の息子の話です。

 

皆さん、お正月には初詣には行かれましたか?
私は里帰りした実家の近くの神社に家族で行ってきました。

その時にみんなでおみくじを引きました。私は2年連続の大吉。
うむ、今年も引きが強い。こういうのは嬉しいものです。

そして息子は「末吉」でした。

 

おみくじの良い順番って諸説ありますが、一般的には、大吉、中吉、吉、末吉、凶、大凶、というところだと思います。

息子に「末吉ってどうなん?」と聞かれたので、「末吉は吉よりも下。吉の中でもっとも凶に近いものだ。」と教えてあげました。

恐らく少なからず残念だったのだろうと思います。

京都の自宅に戻った後に、「地元の神様にもお参りに行っておこう」ということで鳥羽伏見の戦いでも有名な城南宮さんへ行きました。その際にも息子がまた「おみくじを引きたい!」と。

やはり末吉が不満だった様子。「良いのが出るまでやる!」くらいの勢いで意思が固そうだったので引かせました。

すると結果は…、

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「吉凶未分」

 

「ん?なんだこれ」

家族の誰も見たことの無いおみくじです。

「きっきょういまだわからず」と書いてあります。現時点では吉なのか凶なのかわからないという意味のようです。

今年は吉なのか凶なのかが知りたいからおみくじを引くのに、「わからない」とは神様も開き直ったものです。京都の神社ではこういう変わったものが結構あるようです。

 

結局、息子の2016年はそういう年なのだろうと思います。

「あとは自分で吉を呼び込め」と助言しておきました。

 

騒然とした年明け

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

昨日、今日と三連休ということもあってansには多くのお客様にお越しいただいています。今年も皆さまの住まいづくりを微力ではありますが誠実にお手伝いさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

さて、2016年になって一週間。お正月ボケも吹っ飛ぶような出来事が相次いでいますね。

「騒然とした年明け」と言ってもいいと思います。

まず中国ですね。上海市場の下落に端を発して、東京→ロンドン→ニューヨーク→またまた東京、と世界同時株安になりました。そして日本市場は5日連続の下落ですよ。円高も一気に進んだことで、昨年まで円安を背景に好調だった日本企業の業績にも暗雲が漂っていて、そういう国際優良企業の株価が下がっています。たまらんですね…。

中国経済の不透明さは今年も大きな不安材料ですね。

そして世界同時株安には、中東情勢の混乱も拍車をかけました。

年明け早々からイランとサウジアラビアがモメています。「国交断絶」ですからね。「大使召還」とか「経済制裁」とか順序があるでしょうに。
いきなりファイティングポーズですよ。バーレーン、スーダンも追随しました。

これはかなりヤバイのではないかと個人的にはかなり関心を持ってニュースを見ています。これ単なる宗派争いではないですからね。日本にとっては「原油」があります。日本経済にも影響は大きいです。中東の混乱は今年も世界を翻弄しそうです。

さらに北朝鮮ですよ。しなくてもいいですのにね。水爆実験なんか。

 

そんなこんなで2016年の日本経済には早速不況の予測が出始めています。日本企業は体質改善も進んで好調だったし、今年は内需の回復も期待出来たので、本当なら今年の日本経済は良くなるはず、と思っているんですけどね。海外情勢がこれだけ不安定だと何とも言えなくなってきます。

今後どうなるか、というのを見通すのは専門家でも難しいと思いますが、注目しておくのはやはりアメリカでしょうね。

中国、中東、北朝鮮、これ全部アメリカが影響を与えている、という話があります。詳細は長くなるので割愛しますが、原油と為替と安全保障の面でです。

こういう情報を見聞きして、あーだこーだ言ったりするのが私結構好きなんです。

あと、「ゲスの極み乙女。」も…。(←意外と演奏技術が高いんですよ)

 

謹賀新年

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新年あけましておめでとうございます。ansの川瀬です。

旧年中は多大なるご厚情を賜りまして誠にありがとうございました。

私どもansは、ご提携いただいている工務店の皆様、不動産仲介会社の皆様そして地域の皆様に支えていただきながら、お蔭様で熊本の地で3回目の新年を迎えることができました。

2016年は、2017年4月に予定されている消費増税を前に消費が拡大する年になるのではないかとも言われています。住宅購入をご検討されている方も多いかもしれません。

「すべてのお客様が後悔することなく安心して住宅を購入できる環境をつくる」

2016年もこのansの理念を実現させるべくスタッフ一同努めてまいります。

戸建でもマンションでも、新築でも中古でも、「マイホームを買おうかな」と思ったらまずansにお越しください。

 

新年は1月4日(月)からの営業になります。

2016年もansをどうぞよろしくお願いいたします。

 

2016年1月

ans代表 川瀬太志 ansスタッフ一同

補正予算はバラマキ?

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

年の瀬ですね。すでに世の中は来年2016年に向けて動き出しています。

 

先日(12月18日)、2015年度の補正予算が閣議決定されました。総額はおよそ3.3兆円です。

昨年同時期の補正予算が3.5兆円でしたから、ほぼ前年並みですね。昨年はここから約2000億円が住宅部門に回りました(フラット35Sの金利優遇と住宅省エネポイント)が、今年は住宅部門はありませんでしたね。ちょっと残念です。

 

それはまぁ仕方がないのですが、「では何に使われるのか?」と詳細を見ていくと、もっと残念な感じになります。

3.3兆円の約半分の1.16兆円が「一億総活躍社会の実現」に使われます。

その中で一番多いのが「低年金の高齢者への臨時給付金」で3,624億円です。

これは低所得の高齢者に3万円を配るというものです。今回の補正予算の目玉ですね。

狙いは「効果的な消費喚起策として所得の低い高齢者層に焦点を当てる」(加藤担当相)ことだそうです。民主党など野党は「7月の参院選を意識したバラマキだ!」と一斉に反発しました。

 

これには自民党からも「少子化対策も必要なのにかぜ高齢者ばかり優遇するのか?」との批判が出ました。小泉進次郎議員は最後まで「アベノミクスを支えるのは高齢者か?それは違う。納得できない。」と反対しました。

 

これはまぁ、政治的な判断でしょうね。小泉進次郎議員が言っていることが正論だと思います。

「一億総活躍」と言いながら、「高齢者向け給付金」が3,624億円なのに対して、子育て関連では「保育所などの整備」が511億円です。これだとシルバー民主主義(=選挙の集票が見込める高齢者向けの政策を優先すること)と言われても仕方がないですね。

 

景気対策としても効果は「?」です。

恐らくですがこの給付金はそれほど消費には回らないと思います。

2009年の麻生政権の時に景気対策として「定額給付金」(12,000円、高齢者と子供は20,000円)を配りましたよね。後の分析によると消費に回ったのは約25%だったそうです。残りは貯蓄に回ったとのこと。

しかも今回は慎ましい暮らしをなさっている高齢者の方々向けですからね。

大切に貯蓄に回されるのではないでしょうか。

 

ま、景気は政府に頼らずともみんなで良くしていくしかありませんからいいんですけど、「これは良い政策だ!」とはちょっと言いづらいことは確かですね。

 

 

フラット35Sの金利引き下げ幅拡大、来年1月終了

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

師走ですね。

日に日に年末感が出てきています。「連日忘年会で…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今月は肝臓強化月間ですね。私もほぼ毎晩でして…、ま、楽しくやっています。

 

さて、年替わりの時期ですが、「終わる」と言えば…

先日、住宅金融支援機構が住宅ローンの「フラット35」の優遇制度を「年明けの2016年1月29日までの申し込みで受付を終了する」と発表しました。

 

住宅金融支援機構のHPには以下のような記載があります。

『「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」及び平成27年2月3日に成立した平成26年度補正予算を踏まえ実施している「フラット35S」の金利引下げ幅の拡大、融資率9割超融資の金利引下げ等の以下の制度拡充につきましては、平成28年1月29日の申込受付分をもって終了します。』

 

フラット35Sの金利引き下げ幅の拡大は今年の持ち家促進施策の大きな目玉のひとつでした。

性能の良い住宅で使うことが出来る「フラット35S」(←このSって何なのでしょうね?スーパー?)では当初10年間のローン金利を表示金利から0.3%の引き下げることが出来るのですが、この施策を加えることで、さらに0.3%、合計0.6%も引き下げることが出来ました。

この最近のフラット35の金利って35年モノでだいたい1.5~1.6%くらいでしたが、そこから0.6%引き下げると適用金利はなんと0.9~1%程度です。これはとても魅力的でしたよね。

これは今年はじめの緊急経済対策の補正予算の一部(省エネポイントと合せて約2,000億円でした)が充てられたのですが、やはり人気施策だっただけあってしっかり予算が消化されたんでしょうね。

 

来年も恐らく経済対策で補正予算が組まれると思います。さて、住宅セクターにはどんな施策がどれくらいの規模で入るんでしょうね。住宅購入検討者の皆さんにとっては関心のあるところだと思います。

皆さんに役立つ情報がありましたらまた随時お伝えいたしますね。

 

では、飲み過ぎ食べ過ぎには十分ご注意いただいて、この年末を元気に乗り切りましょう!

 

持ち家派と賃貸派、どっちが増えた?(内閣府の住宅に関する世論調査より)

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

「住むなら持家がいいか、賃貸がいいか」。

—この「望ましい居住形態」に関するエンドユーザーの皆さんの意識は少しずつ変わってきているようです。

内閣府の「住宅に関する世論調査」(平成27年11月発表)によると、現在、住宅を所有しているかどうかに関わらず、「住宅の所有についてどのように考えるか」を聞いたところ、

「所有したい」(いわば持家志向派)という人の割合が74.9%なのに対して、

「所有する必要はない」(いわば賃貸派)という人の割合が16.5%、「どちらでもよい」という人の割合が7.8%となっています。

 

だいたいいつも色んなところで「世間の常識」のように言われているのは、「日本人は持家志向が強い」ということです。

この内閣府の統計資料をみると確かにそうで、74.9%が持家志向なんですね。

 

この内閣府の「住宅に関する世論調査」ですが、なんと11年ぶりの調査です。11年前に行われた前回の調査(平成16年11月)と比較すると、この11年間の意識の変化が見て取れるかもしれません。

ということで、今回と前回の調査結果を比較して見ますと、「所有したい」(持家派)は前回79.0%→今回74.9%と割合が低下していて、「所有する必要はない」(賃貸派)が前回12.1%→今回16.5%と割合が上昇しています。

 

持ち家派が減って、賃貸派が増えている?

なんででしょう?

 

調査では「所有する必要はない」と答えた方にその理由を聞いています。

すると理由の第一位は、「多額のローンをかかえたくないから」(20.9%)

第二位は、「家族の状況の変化(子どもの独立や転勤など)に合わせて自由に住み替えたいから」(19.2%)

第三位は、「維持・管理のわずらわしさがないから」(17.8%)

…ということでした。

 

なるほど、やはりローンですか。

 

年代別に見ると、その特徴が顕著なのが30代です。

30代は一番の住宅購入世代なのですが、30代は「所有したい」が72.3%、「所有する必要はない」が15.6%と、平均よりも持家志向が低い結果になっています。

確かにこの不透明な時代に「何十年ものローンを組んでも大丈夫なんだろうか?」と不安になるのは無理もありません。

ansに来られる方の中でも、「もしかしたらこれ以上給料はもう上がらないかもしれない、定年になっても退職金はないかもしれない、老後には今の年金制度は破綻しているかもしれない・・・。」そんな不安を口にされる方は少なくありません。

 

だからこそ、ansなんです。

家を建てる人は多かれ少なかれみんなこのように感じています。何しろ大きな買い物ですからね。

ansの家づくり相談では、「持家か?、それとも賃貸か?」、ここから始めてもらって全然かまいません。

 

持ち家と賃貸のメリットとデメリット、住宅ローン支払い総額と生涯家賃の比較、85歳までのライフプランシミュレーションなどなど、お客様が知りたいことを一緒に考えていきます。

いろいろ情報を得た上で、いろいろ考えてみて、「○○と思うから家を買う!」もしくは「○○と思うからやっぱり買わない!」と決められたらそれでいいと思います。

「なんとなく不安なまま、よくわからないから動いていない」というのが一番良くないですからね。

 

 

パリ襲撃事件、テロは許されない

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いつもありがとうございます。ansの川瀬です。

先週末のパリでのテロ事件、ひどいですね。決して許されることではありません。

オランド大統領は「これは戦争だ」と話しました。

場当たり的な無差別殺人ではなく、緻密に計画され周到に用意された軍事行動であったようです。

ただ「戦争」と言ってもテロとの戦いは難しいものがあります。相手は国家ではないので、話し合ったり、交渉して和平に持ち込んだりということが出来ず、結局延々と報復が続く殲滅戦になってしまう恐れがあります。

国家と違って行動に理屈がありませんし、国際法を順守することもありませんからどんな手を使ってくるかがわかりません。守るにしてもどう守っていいのかもわかりません。今回は難民の中に紛れて入ってきていたようです。

残念なことですがこれで難民に対する目が厳しくなるでしょう。一番被害をこうむっている人たちなのに。

EUはそうなることを恐れて即座に共同声明で「難民政策はテロで変更されることはない」と発表しましたが、ISに「次の標的」とされたアメリカでは24州が難民受け入れ拒否に動きました。

『米で難民拒否広がる 24州受け入れ反対表明』(2015年11月17日付 日本経済新聞)

 

オバマ大統領はこれを「恥ずべき事だ」と非難しましたが、現実的に考えれば理解できないこともありません。

日本でも、もし安倍総理が「シリア難民を積極的に受け入れます」と言ったらどうでしょう?

人道的には受け入れるべきだし、心情的にもそうすべきだとは思っても、現実には多くの人が反対するのではないでしょうか。日本なんてセキュリティが甘いからテロは簡単に入りこめるでしょうしね。

テロリストはこういう「揺らぎ」を突いてくるんでしょうね。だからこそ許せません。

 

経済的にも影響は大きそうです。人やお金の動きが実質的に制限されるのですからね。

そのことはまた追って書きたいと思います。

 

被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

 

 

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