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住まいづくりコラム

2024.6.11
住まいづくりコラム住宅性能資金・住宅ローン

熊本市での一戸建ての維持費はどのくらい?戸建て住宅に住んだ場合の光熱費や税金などを徹底解説

注文住宅を建てて住むことを検討している方にとって、住宅の維持費は重要なポイントです。家を購入した後も、様々な費用がかかるため、事前にしっかりと理解しておくことが必要です。今回は熊本市での一戸建て住宅の維持費について、光熱費や税金、メンテナンス費用などを詳しく解説します。

  • 目次
  • ・一戸建ての維持費
  •  1.光熱費
  •  2.固定資産税
  •  3.都市計画税
  •  4.メンテナンス費用
  •  5.リフォーム費用
  •  6.その他の費用
  • ・実際の熊本市戸建ての事例
  • ・まとめ

 

≪ 一戸建ての維持費 ≫

1.光熱費

熊本市の気候は温暖で、年間を通して比較的過ごしやすいですが、夏は高温多湿、冬は寒暖差が激しいため、エアコンや暖房の使用頻度が高くなります。光熱費の平均は以下の通りです。
・電気代:月額約8,000円~15,000円
・ガス代:月額約5,000円~10,000円
・水道代:月額約3,000円~5,000円
年間を通すと合計光熱費は約20万円~36万円になります。

2.固定資産税

固定資産税は、毎年1月1日現在に土地と家屋を所有している人が、その資産の価格を基に算定された税額を納める税金です。熊本市では評価額に応じて異なりますが、一般的な一戸建て住宅の場合、年間で約10万円~20万円程度となります。

3.都市計画税

都市計画税は、都市計画区域内に所在する土地および建物に対して課される税金です。時期は固定資産税と一緒で毎年1月1日現在に市街化区域内に土地や家屋を所有している人が4期に分けて都市計画税を納付します。徴収された都市計画税は、市町村の発展のために道路や公園、水道、電気、ガスなどの整備に使われています。熊本市では評価額に応じて年間で約1万円~5万円程度です。

4.メンテナンス費用

住宅のメンテナンス費用は、築年数や劣化状況により異なります。一般的に、住宅の10~15年目には劣化も目立ち、大規模なメンテナンスが必要となることが多いです。外壁の塗り替えや屋根の補修は、10年~15年ごとに行うのが一般的で、費用は50万円~150万円程度。エアコン・暖房設備の点検・クリーニングも暖房設備の効率を維持するために、年に一度1万円~3万円程度かかります。これらの年間のメンテナンス費用を見積もると、約10万円~30万円程度を見込んでおくと安心です。

5.リフォーム費用

リフォームは快適な住宅環境を保ち、資産価値を維持するためにも重要なものです。家族構成やライフスタイルの変化に合わせて住環境を整えることで安心して長く住むことができます。よくあるリフォームの一例としては、劣化の目立つ水回り設備です。キッチン設備の取り換えが20年程度で50万円~150万円、浴室・トイレのリフォームも20年で30万円~150万円程度です。そのほか、内装の壁紙の張替や床材の交換など、20万円~80万円程度見込んでおくと安心でしょう。

6.その他の費用

・火災保険料:年間約1万円~3万円
・地震保険料:年間約5千円~1万円
・庭の手入れや清掃費:年間約1万円~3万円

合計維持費
以上の費用を合計すると、熊本市で一戸建て住宅を維持するための年間費用は合計で年間38万5千円~78万円程度となります。

≪ 実際の熊本市の戸建ての事例 ≫

ここからは実際に熊本市の南区で建てた戸建て住宅を事例としてお見せいたします。

(事例)
熊本市南区32坪の平屋
2021年建築
太陽光7.8kw
オール電化
家族4人(34才、34才、4才、1才)
九州電力
長期優良住宅

(電気料金)

平屋ということで基本的にはリビングにあるエアコン1台でまかなっており、冬場と夏場は家族が帰宅後の夕方から朝方まで自動運転で使用されているということです。

エアコン1台ということで光熱費が抑えられており、売電も十分にあることから年間を通して5万円のプラスになっています。

まだお子様が小さいのでリビングで過ごすことが多いそうですが、成長するにつれて各部屋で過ごすことも増えることから、今後は光熱費のアップが予想されます。

太陽光発電の買取価格も年々低下している点や、買取期間の終了となる10年後など、今のままの光熱費で維持していくのは難しくなるでしょう。

また、九州電力は2024年7月から電気料金の値上げも発表されていますので今後の電気料金は上昇していくことを見越していた方がよいでしょう。

(固定資産税)

こちらは同じご家庭の建物のみの固定資産税・都市計画税の算出明細です。

2021年建築の建物ということで、現在は固定資産税の軽減措置により、3年間は2分の1に減額、また長期優良住宅なので5年間は2分の1に減額となっています。

こちらは市街化調整区域のエリア内に建築されているので、都市計画税はかかっておりません。都市計画区域図はインターネット上でも調べることができるので、これから家を建てようと土地を探されている場合には一度確認することをおすすめします。

≪ まとめ ≫

熊本市で一戸建ての注文住宅に住む場合、維持費は重要な考慮ポイントです。光熱費や税金、メンテナンス費用やいずれ必要になってくるリフォーム費用などをしっかりと見積、予算を組むことが重要です。事前にこれらの費用を把握しておくことで、安心して新しい住まいでの生活をスタートすることができるでしょう。

ansでは、ライフプランシミュレーションにてお客様一人一人にあった予算計画を行っています。

家を建てた後のことも考慮して、維持費を正確に見積もり、ライフプランシミュレーションを行うことで、将来の家計を安定させることができます。計画的な予算管理と、将来のイベントに備えた資産運用で安心して長く快適な住まいを維持することができます。

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