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COLUMN

住まいづくりコラム

2025.9.12
住まいのコラム住宅性能土地探し構造・工法間取り・収納

秋がタイミング!日当たりから間取りを考える

秋になると、日差しが柔らかくなり、日没も少しずつ早くなってきます。
今年はまだまだ残暑も厳しく昼間の気温は夏と変わらないものの、夜は虫の鳴き声もあり秋の気配を感じる方も多いのではないでしょうか。
実はこの季節こそ、家づくりで大切な“日当たり”を体感できる絶好のタイミングなんです。
時間帯や周囲の環境によって光の入り方は大きく変わるため、これから家づくりを始める方は、秋の光を体感しながら「理想の暮らし方に合った間取り」を考えてみましょう。

目次

  • ・光が暮らしに与える影響
  • ・子ども部屋に最適な日当たりは?
  • ・リビングは明るければ明るいほど良い?
  • ・南面道路だけが良いわけではない
  • ・配置や窓計画も大切
  • ・まとめ

《 光が暮らしに与える影響 》

日当たりは家づくりでも重視される方が多い要素の1つですが、家の中への光の入り方は部屋の快適さだけでなく、光熱費や子育てのしやすさにも直結します。
夕方まで光が差し込む部屋は、照明をつけるのが遅くなるので電気代の節約にもなります。
明るい玄関や廊下は、子どもが帰宅したときに安心感を与えますし、自然光が多い家は、家族が前向きな気持ちで過ごしやすいとも言われています。

《 子ども部屋に最適な日当たりは? 》

お子様が小さいうちは気にならないかもしれませんが、成長してからの子ども部屋の日当たりは意外と大切です。
朝日が入る部屋は、自然に目が覚めて生活リズムが整いやすいですし、西日が強い部屋は、夕方に暑くなりすぎて勉強や休憩がしづらいかもしれません。
特に南側の子ども部屋は明るく快適な一方で、西日の影響を受けやすくなってしまうことも。
さらに、自室で勉強するようになると夕方〜夜に机に向かう機会が増えるため、「窓からの自然光がどこまで届くのか」「照明をどう補うか」も考えたいポイントです。
子ども部屋の位置がどうしても西日の影響を受ける位置になるなら、勉強机をどこに置けそうかも考えておくと安心です。

《 リビングは明るければ明るいほど良い? 》

リビングはとにかく明るく、と言うご希望もよく耳にしますが、リビングは日当たりが良ければ良いほど快適なのでしょうか?
家族が一番長く過ごすリビングは、午後から夕方にかけての光環境が暮らしやすさを大きく左右します。
南向きのリビングは冬も光が入りやすく快適な一方、夏は暑くなりやすい場合も。
東向きリビングは午前中に明るいものの、日が短くなると午後は暗くなりがちです。
西向きリビングは夕方に光が差し込みやすく照明をつけるのは遅くなりますが、低い西日は眩しく、テレビの画面に反射すると見にくくなります。
ただし、夜勤がある方などは生活リズム自体が変わりますので、自分たちが今後どんな生活をするかで間取りを考えるのが大切です。

《 南面道路だけが良いわけではない 》

土地に関しても、南面道路を希望される方は多いですが、日当たりの確保には南面道路が最適と言う訳ではありません。
南面道路は確かに、自宅の駐車場が家の前つまり南側に配置されその先には道路もあるので、将来的に高い建物が建っても日当たりが悪くなる心配は少ないです。しかし、自宅の駐車場にカーポートを建てたらどうでしょう?
家の顔とも言える南側がカーポートで見えなくなってしまいますし、部屋の中の日当たりにも影響するかもしれません。
家とカーポートの間にお庭があれば、お庭の日当たりが悪くなってしまうかもしれません。
逆に北面道路なら、家の北側に庭や大きな窓をたくさん付ける方は少ないので基本的に駐車場のみになりますし、カーポートを付けても問題ないかもしれません。

《 配置や窓計画も大切 》

日当たりは樹木などの環境や隣家の位置によっても大きく左右されます。
さらに、窓の大きさや高さ、ガラスの種類によっても光の質や入り方が変わります。
シンボルツリーを植えたはいいけど大きくなって日当たりが悪くなった、とならないよう、木の種類を選ぶことも大切ですし、逆に、子どもが子ども部屋を使う頃までに木が成長すれば西日を遮れるようになるという理由で強い西日にも耐えられる木を植えるのもアリかもしれません。
周辺を家に囲まれていれば、高窓を設けたりすりガラスにすることでプライバシーを守りながら採光したりもできます。
また、軒の長さで季節に合った光の入り方に調整することもできます。

《 まとめ 》

光の入り方は、毎日の暮らしや子どもの成長にまで影響する、とても大切なポイントです。
ただ、日当たりや間取りの工夫は住宅会社ごとに違うもの。
自分たちの希望をしっかりヒアリングして形にしてくれる住宅会社に出会いたいですよね。

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