COLUMN
住まいづくりコラム
浜松市の住みやすさは?住宅購入のおすすめエリアを紹介!
毎日の通勤時間にも関わる大切な土地の場所選び。
転勤などで浜松市の土地勘が無く、土地購入からの住まいづくりを検討中の方、建売住宅を購入しようとしている方、必見です。
目次
・浜松市の交通特色
・浜松市の交通網は?
・駅や主要道路へのアクセスに最適なエリア
・通勤手段に合った最適なエリアで家づくりをしましょう!
浜松市の交通特色
浜松市は静岡県の中でも自家用車の保有率がとても高いと言われており、実際浜松に住んでみると1日を通して交通量がとても多いことに気付くと思います。
浜松市の南北に通る通称飛竜街道と呼ばれる国道152号線や、東西に通る国道1号線や国道150号線などの主要道路は市内から市外へ、また県外へ車でのアクセスに便利です。
浜松市は南北に長く海でも山でもレジャーが楽しめますが、お隣の市へのアクセスはどうでしょうか?
浜松市より東側へ移動するには?
例えば、東隣の磐田市へ行くには天竜川を越える必要があります。
磐田市へ渡る橋は北の浜北大橋から遠州大橋まで合計6本の選択肢がありますが、朝晩の通勤の時間帯には高確率で渋滞が発生します。
時間帯によってはそこまで混雑しない場合もありますが、通勤で橋を渡る場合は予め通勤する時間帯で実際かかる時間を測っておいたほうがいいでしょう。
浜松市より西側へ移動するには?
次に、西隣の湖西市へは浜名湖の北側か南側を通ることになります。
湖西市が目的地の場合は北側より南側を通った方が近く、南側の選択肢の1つである国道1号線は途中遠州灘や弁天島の鳥居が見渡せる景色の良い道路です。
この区間を浜名バイパスと呼び、愛知県の豊橋東バイパスへも繋がるため朝晩は特にトラックの交通量が多くなるので混雑します。
浜松市内と市外の移動、混雑状況は?
市外への通勤が渋滞するなら浜松市内通勤ならマシなのでは?と思うかもしれませんが、市内の主要な道路も朝晩の通勤時間帯はやはり混雑しますので、2km~3kmの距離を移動するのでなければ時間に余裕をもって出発する方がいいでしょう。
余談ですが、浜松が地元の方は道路の名称で場所を指したり道案内したりしますので、土地勘のない方はまず主要な道路の名称を覚えると会話に役立つかもしれません。
浜松市の交通網は?
車社会の浜松市ですが、一般道以外の主な交通網はこちらです。
・東名高速道路
・新東名高速道路
・天竜浜名湖鉄道
・遠州鉄道
・JR東海道本線
・JR東海道新幹線
ここからは、それぞれの交通機関の特徴についてお話します。
東名高速道路
浜松市周辺の高速道路は、事故や工事が無い限り通勤時間帯でも渋滞することは稀です。
浜松市内には東から西へ「浜松IC」「三方原スマートIC」「浜松西IC」「舘山寺スマートIC」「三ヶ日IC」とたくさんのインターチェンジがあります。
三ヶ日にはジャンクションもあり、新東名に繋がります。
新東名高速道路
浜松市内には東から西へ「浜松浜北IC」「浜松SAスマートIC」「浜松いなさIC」「浜松いなさ北IC」があり、浜松いなさICと浜松いなさ北ICは浜松いなさジャンクションを経由し東名高速道路にもアクセスできます。
また、浜松いなさジャンクションは三遠南信道路にもアクセスできます。
天竜浜名湖鉄道
浜松市内の駅は、東から西へ「天竜二俣」「二俣本町」「西鹿島」「岩水寺」「宮口」「フルーツパーク」「都田」「常葉大学前」「金指」「岡地」「気賀」「西気賀」「寸座」「浜名湖佐久米」「東都筑」「都筑」「三ヶ日」「奥浜名湖」「尾奈」となっています。
東方面は磐田市と周智郡森町を経由し終点は掛川市の掛川駅、西方面は湖西市の新所原駅まで行くことができます。
国登録の有形文化財の駅も浜松市内に7駅あり、観光スポットにもなっています。
ただし、時間帯によっては1時間に1本しか運行されていない場合もありますのでご注意くださいね。
遠州鉄道
浜松市内の駅は、南から北へ「新浜松」「第一通り」「遠州病院」「八幡」「助信」「曳馬」「上島」「自動車学校前」「さぎの宮」「積志」「遠州西ケ崎」「遠州小松」「浜北」「美薗中央公園」「小林」「遠州芝本」「遠州岩水寺」「西鹿島」となっています。
終点の西鹿島駅は天竜浜名湖鉄道も接続しています。
始点の新浜松駅は東海道本線、東海道新幹線へ徒歩5分で乗り換えることができます。
遠州鉄道は深夜早朝以外の時間帯なら1時間に5本以上運行しています。
JR東海道本線
浜松市内の駅は東から西へ「天竜川」「浜松」「高塚」「舞阪」「弁天島」となっています。
東海道新幹線への乗り換えは浜松駅のみです。
北口前にはバスターミナルが接続しており、雨に濡れずに乗ることができます。
JR東海道新幹線
浜松市内の駅は「浜松」駅のみです。
こだま、ひかりが停車しますが、ひかりは1時間に1~2本です。
新幹線は南口の方が若干近いですが、北口から入っても迷う程の距離ではありません。
駅や主要道路へのアクセスに最適なエリア
先にご紹介した交通網を使って電車や車で通勤したい場合、どのエリアに住むと利便性が高いのか見ていきましょう。
浜松駅へのアクセスならどこに住む?
浜松駅付近へ通勤したい場合、もしくは浜松駅からJRや遠州鉄道に乗って通勤したい場合はどの辺りに住むのがいいのでしょうか?
駅付近が目的地でも車で通勤できるならあとは所要時間次第でエリアを絞れます。
目安として15分圏内なら4.5㎞くらいでしょうか。
ただし、曜日や時間帯によって大きく前後しますのでご注意ください。
また、浜松駅徒歩5分以内で月極駐車場を借りるとなると月15,000円以上の出費は覚悟しましょう。
自転車で通える場合は、駅付近でも無料で駐輪できる駐輪場があります。
こちらも目安として自転車で15分圏内となると、3㎞くらいでしょうか。
もちろん、自転車の種類や漕ぐスピードによって大きく前後しますのでご注意ください。
東海道本線で浜松駅への所要時間は、東の天竜川駅からなら通常3分、西の高塚駅からなら通常5分です。
天竜川駅周辺や高塚駅周辺であれば、月極駐車場を借りても徒歩5分~10分圏内で月6,000円前後の出費で済みます。
電車代が通常片道190円かかりますが、定期代としてもう少し割安になるとすると手間はかかるものの浜松駅付近で駐車場を借りるより安く済むかもしれません。
浜松インターへのアクセスならどこに住む?
では、浜松インターを利用して通勤したい場合はどうでしょうか?
浜松インターを中心に2㎞圏内はほぼ調整区域のエリアで、売り土地があっても誰でもお家を建築できると言うわけにはいきません。
また、運輸業の企業が多く、トラックの走行量もとても多いエリアです。
大きい道路沿いともなると深夜早朝もトラックが通行する場合がありますので、この辺りを検討している方は曜日や時間帯を変えて土地を見学しに行くことをおすすめします。
通勤手段に合った最適なエリアで家づくりをしましょう!
いかがでしたでしょうか?
土地を購入して注文住宅を建てたいと思っている方、建売住宅を購入しようとしている方にとって通勤時間・通勤経路は退職するまでの長い期間関わってくる問題です。
電車で通勤する場合は、新居になったら借りる駐車場代も踏まえて住宅ローンの額も検討した方が良いですし、車で通勤できる方でも、平日の朝晩と土日の朝晩では道路の混み具合も混む道路も変わりますので、距離的には近いのにこんなに通勤時間がかかるなんて、と住んでから後悔しないように試し通勤してみることも大切です。
また、将来高齢になり車を運転しなくなった際も困らないかどうかも考えておきたいですね。
土地の場所を選ぶ際、他にも注意した方がいい事、必ず現地を確認してきた方がいい事は実はたくさんあります。
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