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住まいづくりコラム

2022.9.19
住まいづくりコラム住宅価格住宅性能構造・工法間取り・収納

平屋住宅の魅力とは?メリットとデメリットをご紹介

注文住宅を計画する際に「できれば2階建てよりも平屋にしたいな」「平屋に憧れるな」など、平屋を検討する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

平屋の人気は根強く、特に熊本の場合は熊本地震の後に平屋を建てる人が増えたというお話もよく聴きます。

そう。

まず平屋のメリットの一つとして、地震に強いことが挙げられます。
高い建物よりも低い建物の方が揺れ方は抑えられますし、揺れによる家への負担や揺れの力を分散してくれる住まいづくりを計画する際に「できれば2階建てよりも平屋にしたいな」「平屋に憧れるな」など、平屋を検討する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
このような家の形の工夫などにより、強さは更に増します。2階建てに比べると平屋の方が耐震性が高いイメージもあり、熊本地震後に平屋を希望される方が増えているようです。

もちろん耐震の他にもいろんなメリットはありますが、平屋でもメリットのみならずデメリットもあります。
これからお住まいを計画の方にとって、平屋には他にどんなメリットがあるのか?そしてどのようなデメリットがあるのか?
どんなことに注意をすればよいのかなど気になる点だと思いますので、これからメリットデメリットについて見ていきましょう。

目次

・平屋のメリットについて
・平屋のデメリットについて
・平屋の間取りを考える時に気を付けるべきこと
・まとめ

平屋のメリットについて

2階建ては見晴らしも良く空間を有効活用できるなどメリットも多いのですが、年を重ねてから2階に上がるのは億劫になり、お掃除も大変ですし足腰にも負担がかかります。

また家族構成が4~5人で2階建てを建てた場合、将来子供たちが独立してお家を巣立たれた際には2階の部屋が2~3部屋ほど余ってしまい、デッドスペースとなってしまいます。
それを見越して造ると平屋のメリットと言えるのですが、平屋は階段や階段の踊り場が無くなるので、その分の空間を有効活用できるようになります。
その為、同じ坪数でも平屋の方が活用できる空間が広くなるので間取りにも余裕が出てくる点もメリットです。

また、平屋の方が当然家の高さが低くなるため、2階建てに比べると外壁のお手入れもしやすいですよね。
2階建ての外壁をお手入れする場合は、2階部分には足場を組む必要も出てきますので、メンテナンスにかかる費用にも関わってくるでしょう。

その他については下記に挙げていきます。

家事がしやすい、動きやすい

これは間取りの取り方次第ということもありますが、平屋住宅はすべて1階で完結できるので、家事はとてもしやすくなります。
キッチンやリビングを中心にグルグルと回遊できて行き止まりが無い状態などにすると、どの部屋とも繋がっているのでどこにでも行くことができ、家事のしやすさは大きく感じられます。

人の気配を感じられる安心感

平屋住宅の場合は目が行き届きやすくなる為、子供が小さいうちはどこにいるのか?危険なことをしていないか?など、常に様子を確認することができるので安心です。
そして子供たちが巣立ち、夫婦が年を重ねていくと、今度はお互いの気配を常々感じることの安心感へと変わっていくでしょう。
こういうふうに、何に対する安心感なのかというのは年月と共に家族の年齢によっても変わりますが、生活の中で人の気配を感じられることも大事ですよね。

バリアフリー

バリアフリーの空間にした場合、これも将来年を重ねた際に特に感じやすいメリットだと言えます。
ただし家の中に廊下がある場合は、そこもちゃんと車いすで通れるのかどうか、見落としがちですが廊下のサイズ感にも注意しましょう。

コンセントやラン配線の追加がしやすい

生活をしていて、「コンセントやラン配線を増やしたいな…」ということが出てくるかもしれませんが、2階建てで1階の天井と2階の床との間に通す場合、その空間は狭いので人が入りにくく、追加しづらくなります。
平屋住宅の場合は小屋裏があるのでコンセントの追加などしやすくなりますので、これもメリットに入ります。

平屋のデメリットについて

屋根や基礎工事などの施工費用が増える

例えば同じ30坪の2階建て住宅と平屋住宅を建てた場合、平屋住宅の方が屋根や基礎の部分の工事面積は広くなる為、
2階建てと比べるとその分の工事費用は増してしまいます。
また逆に解体する場合も同じことが言え、解体する屋根や基礎が広い分、平屋住宅の解体費用の方が高くなるのが一般的のようです。

浸水時に被害を受けやすい

安定感があり、2階建てに比べると揺れや風には強い平屋住宅ですが、お家が浸水した場合は逃げ場が無くなります。
豪雨災害のニュースなどで住人が2階や2階建ての屋根に避難している光景を見ることがありますが、平屋の場合は上の階への避難ができない点は大きなデメリットと言えます。
平屋住宅を建てたい場合は土地の広さや建蔽率に目が行きがちですが、高潮や洪水などの被害に遭うリスクはできるだけ減らせるよう、ハザードマップを確認しましょう。

土地の条件によっては平屋を建てられない

平屋住宅を建てる場合はその土地のハザードマップの他に、敷地面積もある程度広さが必要です。基礎が広くなる分、広い基礎が収まる広さの土地なのかどうか。
また、その土地面積の何パーセントまでなら建物を建てていいのか。
このことを「建ぺい率」と言いますが、そのパーセンテージによってその土地の上に希望の広さの平屋住宅が建つのか建たないのかが左右されます。

(土地60坪、建ぺい率40%の場合の計算)
60坪 × 40% = 24坪

例えば上記の計算例のように土地面積が60坪、建ぺい率が40%だった場合は24坪の平屋までしか建てたらダメだということになりますので、3人以上のご家族になると少し窮屈になってしまいます。
絶対にその土地に建てたいのであれば建ぺい率に収まるように建物をコンパクトにしないといけないですし、建物の広さを変えたくなければ他の土地を探さないといけなくなります。
そのため、良いなと思う土地が出てきた場合は土地面積と建ペイ率について事前にしっかり確認しましょう。
併せてお家を建ててくれる住宅会社さんにも見てもらうことをお勧めします。

平屋の間取りを考える時に気を付けるべきこと

平屋は1階ですべてが完結でき、2階建てよりもゆとりのある空間で家族との繋がりをより体感しやすくなりますが、間取りを考える時にはどのような点を意識し、気を付けておくべきでしょうか。

プライバシーの確保

お家の中に廊下を取らない場合は開放的な空間を味わうことができますが、プライベートな空間をリビングやダイニングと直接つなげることになる為、どのようにプライバシーを確保するのかが考えどころとなります。
ご家族内とはいえある程度のプライバシーは必要ですし、子供たちが年頃になるとその問題は大きくなるでしょう。
家族との一体感を味わいつつもプライバシーも守れるよう、間取りや主寝室と子供部屋の配置などに気を付けましょう。

日当たり

2階建ての場合は日当たりのいいところに寝室持って行くなどが可能ですが、平屋住宅の場合は日当たりの良いところをリビングにすることが多いので、その他の部屋の日当たりが悪くなります。
どこにでも日が当たるようにするには家の形をコの字型にするなどの方法はありますが、そうなると窓の大きさや数が増える為、価格が上がります。

水回り

寝室とトイレや洗面所などの水回りの距離が近い場合はとても便利ですが、あまり近すぎても水の流れる音など気になります。
音については壁の中の断熱材などの工夫で防音することもできますが、家族の生活パターンは子供が大きくなるにつれバラつきが出てきますので、水回りとの距離感も気を付けるべきポイントと言えます。

まとめ

今回は平屋住宅にスポットを当てメリットデメリットをメインにお届けしました。
LDKが庭に面していれば緑との一体感を味わうことができ、平屋は目線が低いので自然を感じられることにより、豊かでゆったりとした暮らしが実現しやすくなります。
いろんなメリットがあり人気の平屋ですが、デメリットや気を付けるべき点についても押さえておかないと、せっかくの平屋が後から後悔…となってしまいます。これから注文住宅や新築一戸建てを検討される方にとって、2階建て or 平屋は悩ましい点となるかもしれませんが、それ以外にも前述で出てきたような土地の事やお金のことなど知っておくべきことはたくさんあります。マイホーム購入は難しいですが、ans(アンズ)では「何から始めたらよいのかわからない」「いろんなことを知っておきたい」など皆様の疑問やご相談にお応えしながらお住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。

これから注文住宅や新築一戸建てをご検討の皆様、是非ans(アンズ)帯山店・流通団地店までお気軽にご相談くださいませ。

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