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住まいづくりコラム

2022.12.14
住まいづくりコラム住宅価格住宅性能土地探し構造・工法資金・住宅ローン間取り・収納

注文住宅のコストはどうやって抑えるのか? 予算オーバーを防ぐ為の工夫について

人生の中でとても大きなお買い物となるマイホーム購入。
マイホームを手に入れる方法としては、
・注文住宅を建てる
・規格住宅や半規格住宅を建てる
・建売住宅を購入する

などの方法があります。

注文住宅の場合はフルオーダーとなる為、住宅会社さんとじっくりと何度も打ち合わせを行いながら進めていきます。
その為、自由度があり希望の間取りやデザインなどが叶いやすくなります。
そこが注文住宅の魅力であり大きなメリットだと言えますが、その反面、予算オーバーになりやすいのも注文住宅です。
守るべき構造上の制限はありますが、自由度が高いゆえに「あれもこれも」でどんどん要望が膨らんでいき、気づいた時には大きな予算オーバーに…。

そんなことが起こりがちですが、お家は大きなお買い物となりますので、できるだけ予算オーバーはしたくないですよね。
それでは、注文住宅で予算オーバーを防ぐためにはどのようにしてコストを抑えたら良いのでしょうか?
今回は注文住宅のコストを抑えるための工夫について見てきましょう。

目次

・家の形の工夫
・家の中の工夫
・仕様設備の工夫
・土地選びの工夫
・まとめ

家の形の工夫

凸凹を減らす

写真左側のお家のように凸凹が多いお家は凝ったデザインとなる為、とてもおしゃれな外観になります。
豪華な雰囲気ですし、デザイン性の高さを十分に楽しむことができる点は大きなメリットだと言えます。
ですが、逆にデメリットはコスト面。
凸凹が多ければ多いほど必要な壁や建材の量、足場の数が増えてしまうため、お家の価格は高くなります。
その為、コストダウンの為には家の形はシンプルにするのがベストです。
その他、形が複雑なので手間賃もかかりますし、地震などの外部からの力も綺麗に分散されないため、構造的にもシンプルな形よりも弱くなる傾向にあります。

一階と二階の広さが同じ総二階にする

写真右側のお家ように一階と二階がほぼ同じ広さ、つくりになっている建物のことを総二階と言います。
この総二階であれば、一階と二階の広さが揃っていることにより基礎や屋根の広さを最小限に抑えることができる為、コストダウンに繋がります。
また、一階と二階の間仕切りの位置が揃っており同じ位置にある場合は、構造上のメリットも出てきます。
二階の壁の真下に一階の壁があることにより、二階の壁が支えられて構造的にも強くなるからです。
更に、そのようにして構造的に強くなると、二階の壁を受け止める梁が太くなくても良くなる為、その点でもコストダウンに繋がると言えます。

家の中の工夫

扉を減らす

細かい点になりますが、扉1枚減らすことにより費用も掛からなくなります。
遮音やプライバシーの確保、目隠しなど、必要な扉ももちろんありますが、例えば寝室の中のクローゼットはどうでしょうか。
家族しか見ない場所でもありますし、クローゼットに扉が必要かどうかを考えると、絶対に必要ではないかもしれません。
クローゼットをどのように使うのかにもよりますが、扉ではなくロールスクリーンや薄めのカーテンにすることにより、通気性も良くなるかもしれませんね。

複雑な間取りにしない

できるだけシンプルな間取りにすることにより、前述で述べたような扉に加え、壁紙や間仕切りにかかるコストを抑えることができます。
お子様がまだ小さいうちは子供部屋は広めの一つの空間にしておき、お子様が大きくなった時に仕切れるような造りにしておく。
最近はこのようにされる方も多いですが、これもシンプルな間取りにすることの一つだと言えます。

部屋の数や広さは必要最低限にする

子供部屋については子供が3人だから、4.5畳の子供部屋が3つ必要。
なんとなくそんな風に考えてしまいがちですが、本当に必要でしょうか?
お子様が子供部屋を使う期間は何年間なのか、お子様には子供部屋でどのように過ごしてほしいのか、子供部屋の目的を何にするのか。
期間や用途、目的などを考えてみると、意外と部屋数や広さは削れるかもしれません。
子供部屋だけに限らず、お部屋については今だけではなく、将来の事や目的も踏まえ必要最低限の数や広さを計画することにすることにより、コストダウンに繋がります。

仕様設備の工夫

仕様設備のグレードを落とす

家そのもの以外に、仕様設備もコストダウンが可能な部分となります。
キッチンやお風呂場などの設備関係は、いずれは不具合が出るなどして交換の時期がやってきます。
そのことを前提として、仕様設備については最新かつグレードの高いものですべて揃えてしまうのではなく、ひとつ前の型にグレードを落としてみる。
そのような工夫によってもコストダウンは可能となります。
また、設備関係はどんどん進化していますので、ひとつ前の型であっても十分な機能は期待できるのではないでしょうか。

ペーパーホルダーや照明、鏡はネットで自分で取り寄せる

すべてを住宅会社さんにお任せするのではなく、インターネットで自分で取り寄せるのもコストダウンに繋がります。
ただしこれはどこまで自分で動いてよいのか、前もって住宅会社さんに確認をしてみましょう。
もしかすると自分で取り寄せるよりも住宅会社さん経由の方がメリットが大きい場合があるかもしれませんので、確認をお勧めします。

浴室の棚を無くす

いまの浴室は磁石でいろんなものがくっつくようにできています。
その特徴に合わせ、マグネットタイプの収納グッズはいろんな種類ものが豊富に出回っています。
そのような便利グッズを上手く利用すれば、浴室備え付けの棚は不要となるかもしれません。
その他、お風呂場の鏡も必要なのか不要なのか。
不要な備え付けに費用が掛かるのはもったいないので、使うイメージが湧かなければ、思い切って無くしてみてはいかがでしょうか。
不要なものを無くすことにより、コストダウンすることができます。

土地選びの工夫

道路と敷地の段差がない土地を選ぶ

道路と敷地の段差がある場合、泥を排除したり階段を付けたりするなどいろんな作業が必要となることが多く、造成費用や外構費用が掛かりやすくなります。
高低差の度合いにより擁壁工事が必要となる場合もありますし、建築をする際には部材を持ち上げるのにクレーンが必要となる場合もあります。
予想以上に費用が掛かる可能性も出てくるため、できるだけコストダウンする為には高低差のない平坦な土地をお勧めします。

まとめ

昨今の部材の高騰から、熊本でも住宅価格が上がっています。
そのような環境の中で、こだわりの注文住宅をできるだけコストダウンして建てる為にはどんな方法があるのか?今回はそこに着目してお届けしてきました。一生に一度のお買い物だと言われているマイホーム購入。
できるだけコストダウンして予算オーバーを防ぎたいものの、せっかくのお家なので妥協や我慢ばかりも嫌ですよね。
何に拘り、逆に何を妥協できるのか。
メリハリをつけ、優先順位を明確にしながら計画を進めていきましょう。
また、自分たちの考えだけではなくプロの目線で見てもらうこともとても大切ですので、住宅会社さんにもいろいろ相談しながらしっかりと打ち合わせましょう。ans(アンズ)ではコストを抑えるためのポイントの他、住宅価格の構成や注文住宅や新築一戸建て購入に関する諸費用を徹底解説する『価格・諸費用編』の勉強会を開催しています。

これからお住まいづくりをご検討の皆様、是非ans(アンズ)帯山店・流通団地店までお気軽にお問合せくださいませ。

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