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COLUMN

住まいづくりコラム

2018.10.21
住まいづくりコラム住宅性能構造・工法

木造VS鉄骨 どっちが火災に強いの??

どっちが火災に強いのか??

ans浜松店スタッフの鈴木です(‘ω’)ノ

今回は私に起きた最近の出来事をご紹介します。

先日、某住宅会社の営業さんから聞いた

『木造住宅は火事に強いんです!』

え?耳を疑う私。

 

まぁ普通に考えれば木造って燃えそうなイメージありますよね。

多趣味な私、キャンプやバーベキューも好きなんですけど、

木炭ならともかく乾燥した薪でも、なかなか火おこしが大変だと感じてて

『だからかな?いやいや、待て待て、本当に?』と半信半疑の中、

 

別日に他の某住宅会社の営業さんが言うには

『実は…火災が起きた時に消防士が入りたくない家って鉄骨の家なんですよ…』

 

木造住宅の営業さんの営業トークなのでしょうけど。

なんかもやもやする私、

そこで木の燃え方について調べてみました( ..)φ

 

 

木炭ってよく燃えますよね?

これはかなり余談ですが、木炭をつくるために蒸し焼きにするんです。

火がついているわけではないため、酸素と炭素が結合することがなく、

木の中の水分だけが抜けて炭素のかたまりになるそうです。

だから燃えやすくなるんです。

 

当たり前ですけど、木は燃えます。

燃えますが表面から燃えていきます。

燃えた表面は炭化することで燃えづらくなり、

内部のほうまで燃えるには時間がかかるのです。

 

調べた結論
木造は火に強く燃えるまでに時間がかかるため逃げる時間が確保できる!

 

鉄骨構造の家には火災が起きた時に消防士が入りたがらないと言う理由は

それは鉄はある一定の温度を超えると著しく耐久性が落ちて、

一気に崩れ落ちる可能性があるからだそうです。

 

ですが、よくよく考えてみたところ。。

そもそもこの話って材料ベースで話していて良いのでしょうか?
(材質まで調べてしまった私が言うのもなんですが。。)

 

火事が起きた時、実際に火にさらされるのって

家の中の柱である木材や鉄骨ではないと思うのです。

放火やもらい火、家の中であればボヤ、家財に火がついたとか、

そんな感じでしょう。

それなのに木が燃えにくいとかの話ばかりされても見当違いな気がします。

結局のところ、家の中の構造部分に火が到達しているってアウト!!!

そこまで来るとほぼボヤレベルではなく全焼に近い状況であり、

素材が火に強かろうが弱かろうがもう住めないでしょう?

 

あくまでも火に強いかどうかは、

火事が起きた時に逃げる時間を確保できるかどうかであって、

やっぱり火事を起こさない、もらわないように気をつけるのが一番です。

なので私の気持ちをまとめると、

耐火性能っていうのは燃えない性能というよりは、

燃えるまでに時間を稼ぐための性能のように思いました。

地震と同じように、燃えない家を探すのではなく、

火をもらわないような場所に家を建てたり、耐火性のある壁紙を選択したり、

家の中であまり火を使わないようにするなどで回避するほうが良さそうです。

 

 

こんな私の疑問と同じように、

住まいづくりをスタートすると色々と悩まされることもあると思います。

 

 

なのできちんとした知識や判断基準が必要になってくるんです。

でも自分で調べたりするのは大変ですよね。。

 

そんなときは是非ansの勉強会に参加してみてはいかがでしょうか。

 

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